【2023年最新】スマートホームデバイスとは?おすすめ製品を紹介
【2023年最新】スマートホームデバイスとは?おすすめ製品を紹介
本格的に「IoT」が社会に浸透し始めたことを契機に、「スマートホーム」という新しい利便性を高める概念が生まれました。この記事では、「スマートホーム」の概要と構成要素として欠かせない「スマートホームデバイス」について紹介していきます。生活の中に導入することで、どのような効果が生まれるのかを想像しながら、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
スマートホームとは
私たちの生活を構成する上で必要な電化製品・情報家電製品は、従来は個々の製品の質を高めることで、多くの製品ユーザーが生活の利便性を感じてきました。
「スマートホーム」とは、「家庭に存在する機器をネットワーク化する」ことで一括管理、簡易的にコントロールできる仕組みを活用して、一段上の快適さを実現した住まいを指しています。
近年は、「太陽光発電」「蓄電」などのエネルギーコントロールを一元管理する住宅も増加。
日本でも「計画停電」が行われる等、エネルギーの使い方を見直すべきタイミングでもあり、需要が高まっています。
スマートホームデバイスとは
「スマートホーム」の環境を構築するために必要な機器のことを「スマートホームデバイス」と呼びます。
スマートホームデバイスは、大きく分類すると5つのカテゴリに分類されるため、頭に入れておきましょう。
(1)エンターテインメント
動画・音楽などのエンターテインメントを楽しむデバイス
(2)スマートスピーカー
声で自宅の機器を操作できる機能を搭載したデバイス
(3)アプライアンス
冷蔵庫・掃除機・電子レンジを含めた白物家電に「スマートホーム」に適合する機能を取り入れたデバイス
(4)ホームモニタリング
自宅のセキュリティを高めるために用いられるデバイス
(5)その他
「照明コントロール」「自宅の室温管理」など(1)〜(4)に該当しないデバイス
自宅の「スマートホーム化」を進める上でも、どのようなカテゴリの機器が必要であるか整理した上で商品を選定することが大切です。
スマートスピーカー|スマートホームデバイス
私たちは、何か調べ物をしたい時には「パソコン」「スマートフォン」などを活用して行うのが一般的です。「スマートスピーカー」を自宅に設置すると、スマートスピーカーに話しかけることで簡単な調べ物も行えます。
AIアシスタントと呼ばれる「スマートスピーカー」を各機器に紐づけることで、電源のON/OFFも音声で操作可能となり、生活に利便性をもたらすでしょう。
以下、おすすめの「スマートスピーカー」を解説します。
Google 「Google Nest Mini」 GA00638-JP
■特徴
・話しかけるだけで、「天気」「ニュース」などを簡単に調べることが可能
・「Spotify」などと連携可能、小型ながらパワフルなサウンドを楽しめる
・小型であるため取り付け場所に困らない。壁に貼り付けることも可能
リサイクルプラスチック素材を100%使用しており、環境にも優しいスマートスピーカー。
3つのマイクを内蔵していることで、音声認識機能が向上、スムーズに声で操作できることから「認識されない」などのストレスを感じることがありません。
話しかけるだけで、「タイマー・アラーム設定」も可能。
「料理の時間測定」「起床時間のアラーム」なども簡単に設定できます。
機器本体が圧倒的に小さいため、どんな場所でも取付可能であり、邪魔になりません。
ひとり暮らしでワンルームに住んでいる方の「スマートホーム化」にもおすすめです。
Amazon 「Echo Show 5」B08KGY97DT
■特徴
・朝の定型アクションを設定して、「ニュース読み上げ」「天気」などを読み上げ可能
・内蔵カメラをセキュリティカメラとして利用可能。外出先でも安心
・Alexaデバイスを使っている友人にハンズフリーでビデオ通話が可能
Amazonが定期的に新しいバージョンを発表して正統進化し続けているスマートスピーカー。
液晶が付いているため「Prime Video」「Netflix」などを楽しむことも可能です。
各スマートデバイスと紐付けることで、「声」を利用して全体の機器を操作可能。
「Amazon Photo」を利用すると、過去に撮影した写真を飾るための「フォトフレーム」にも変身します。
「Amazon Prime」会員の方であれば、無制限で動画コンテンツも楽しめるため、メリットが多いデバイスと言えるでしょう。
スマートリモコン|スマートホームデバイス
生活を便利にするために、多種多様な電子機器を導入したものの、導入した機器数に比例してリモコンの数も増えてしまい、管理が煩雑になることが多いです。
この問題を解消するデバイスとして、「スマートリモコン」が注目されています。
家庭にある機器のリモコン機能を集約できるため、自宅の中でリモコンを探し回る必要がなくなるでしょう。
以下、おすすめのスマートリモコンを紹介します。
SwitchBot Hub Mini W0202200
■特徴
・「スマートラーニングモード」により、ワンタッチでリモコン登録可能
・複数のリモコンを登録後、携帯のアプリで操作可能
・「Amazon Alexa」「Googleアシスタント」「Siriショートカット」と連携可能
自宅にある全てのリモコンを登録しておくことで、「携帯アプリ」「音声」で操作できるようになるスマートリモコン。「外出先」からでも自宅にある機器操作が可能です。「自宅に帰る前にエアコンをONにしておく」「防犯対策として電気を数時間ONにする」なども実現できます。
「タイマー機能」によって、毎日決まった時間に特定の家電を動かす設定を登録することも可能。日々のルーティンに合わせて使える点もメリットです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)スマート家電リモコン SMT-RC1
■特徴
・複数家電を一気にON/OFFできる「シーン機能」
・ アプリは同一アカウントを共有して使えるため、家族全員が利用可能
・機器設定は3STEPのみで簡単
宮城県仙台市に拠点を置く家電メーカー「アイリスオーヤマ」が提供するスマートリモコン。
照明・テレビ・エアコンなどの増え続ける家電をスマートフォン1台に集約できます。
「おはよう」「おやすみ」「いってきます」「ただいま」という1日のシーンに合わせて、どの機器をON/OFFするかを設定できる「シーン機能」によって、ルーティン化されている機器操作を極限まで省くこともできます。
多機能でありながら、お手頃価格でスマートリモコンを導入したい方におすすめです。
スマートライト|スマートホームデバイス
日常で意識するタイミングは多くありませんが、1日の生活の中で「室内光」を細かく調整できると自宅がより豊かに過ごせる場所になります。
「リラックスしたいから電球の色を変えたい」
「目覚めるために電球の明るさを上げたい」
スマートスピーカーと連携することで、光を自由に調整できる機能を実現するのが「スマートライト」です。
以下で、おすすめのスマートライトを紹介します。
ソニー(SONY)LED電球スピーカー LST-SE300
■特徴
・スピーカーが付属している新感覚LED電球
・通常のLED電球サイズに小型化されており、インテリアに自然に溶け込む
・アウトドアでも活躍。ランタンとしても使える
電球でありながら、Bluetooth接続/apt-X対応のスマートライト。
スマートフォンを活用して好きな音楽を楽しめる他、防水対応のため屋内外で安心して利用できます。
32段階の調光・192色の調色から自由に設定が可能。専用アプリをダウンロードすることでどこからでも遠隔で操作することもできます。
インドア・アウトドア両面で活躍するスマートライトを探している方には、おすすめです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)スマートスピーカー対応LED電球 LDA9D/L-G/D-86AITG
■特徴
・「Amazon Echo」「Google Home」で操作可能
・「調光タイプ」「冷暖調色タイプ」「RGBWタイプ」から選べる自由度
・25000時間使える長寿命。ランプ交換も少なく経済的
「Amazon eCho」「Google Home」と連携することで自由に操作できるスマートライト。
無線LANを本体に内蔵していることで、スマートスピーカーを通じて「音声操作」「専用アプリでの操作」が可能です。
「食事」「読書」「就寝前」などの利用シーンに応じて電源ON/OFFから明るさ調整まで好みに合わせて自在に行えます。
電球色タイプの3タイプから選択できることから、自分の部屋に合わせてチョイスするのも楽しみになるでしょう。
スマートプラグ|スマートホームデバイス
全ての機器をネットワーク化することが「スマートホーム」に近づくために必要ですが、機器そのものに通信機能が搭載されていないこともあります。
「スマートプラグ」を導入することで、通信機能を搭載していない家電に「通信機能」を付加することで「遠隔操作」が可能です。
以下で、おすすめの「スマートプラグ」を紹介します。
プラススタイル(+Style)スマートWi-Fiプラグ PS-POP-W1
■特徴
・「Google」「Amazon」のスピーカーを使って操作可能
・専用アプリ「+Style」で外出先からの遠隔操作を実現
・接続した機器の「電気使用量」がひと目で分かり、節電の目安に
多機能でありながら、コンパクトサイズのため、上下のコンセント穴を邪魔することがありません。専用アプリ「+Style」を利用して、各機器を連携することで「◯Wになったら」「◯Wより大きくなったら」「◯Wより小さくなったら」という動作条件を設定して、機器のON/OFFができます。
電気使用量に合わせて機器のON/OFFができることから、省エネに力を入れたい方におすすめのスマートプラグです。
SWITCHBOT SwitchBot スマートプラグミニ W2001400
■特徴
・「GOOD DESIGN AWARD」2022年度受賞
・「Power/Energyチップ」で消費電力を細かく管理
・「感電防止」「難燃素材」によって高い安全性を実現
「Alexa」「Siri」との連携に対応しており、音声でコントロール可能。
スマートフォンの「過充電防止機能」が内蔵されており、電池残量が80%になったら自動的に電源を切断する機能を備えています。
関連商品であるSwitchBot温湿度計と併用することで、エアコン・加湿器を部屋の温度・湿度に合わせて自動制御が可能です。
Bluetoothチップ+Wi-Fiチップを搭載していることから、デバイス追加と操作も簡単。
高機能である上に、他の関連機器と連携させて使いたい方におすすめです。
スマートロック|スマートホームデバイス
自宅のドアの解錠・施錠は、一日のルーティンの中で負担が掛かる作業ではありません。
ただし、毎日必ず行う作業の負担を減らすことは生活を豊かにすることに繋がります。
「スマートロック」は、スマートフォンなどのデバイスを利用して、「自宅」「オフィス」のドア解錠・施錠ができるシステムです。
以下で、おすすめのスマートロックを紹介します。
Qrio キュリオロック Q-SL2
■特徴
・ドアに近づくだけでカギ解錠できる「ハンズフリー解錠機能」を搭載
・「オートロック機能」で鍵の閉め忘れを徹底的に防止
・工事不要で簡単取り付けできる
「スマートフォン」での解錠・施錠に対応しているのはもちろんのこと、「リモコンキー」「NFCカード」「暗証番号」など幅広い解錠方法を選択できるため、「子ども」「お年寄り」などあらゆる年代・属性の方に対応できます。
専用アプリを使うことで「合鍵共有機能」も利用可能。
知人と手軽に合鍵を共有できるため、あらゆる生活スタイルに柔軟に対応できます。
SADIOT LOCK(サディオロック)
■特徴
・鍵の解錠・施錠履歴をスマートフォンから確認可能
・Apple Watchを活用してスマートに解錠・施錠を実現
・電波強度にこだわって作成されているため、スムーズに解錠・施錠可能
100年以上に渡り日本のセキュリティに貢献した鍵の総合メーカー「ユーシン・ショウワ」と、精密部分の分野で世界を先駆ける「ミネベアミツミ」の先端技術が融合して誕生したスマートロック。
独自のクラウドシステムを構築して、ユーザーの「データ管理」「なりすまし防止」など、セキュリティレベル向上の取り組みを日々アップデートしています。
「ハンズフリー機能」「オートロック機能」なども完備されており、総合的にバランスの取れた商品と言えるでしょう。
スマートカーテン|スマートホームデバイス
朝の目覚めとともにカーテンを開いて、1日の終わりにカーテンを閉める。
1日必ずあるこのルーティンを電動化するのが「スマートカーテン」です。
市販のカーテンレールに取り付けるだけの簡単設置で、実現できる商品が増えてきました。
以下、おすすめのスマートカーテン商品を紹介します。
mornin’ plus(モーニンプラス)
■特徴
・取り付け工具は不要。片手で簡単に取り付けできる
・設定した時間に自動でカーテン開閉する機能も搭載
・共有機能を用いて、家族みんなのスマートフォンから使える
世界初のスマートフォン連動型カーテン自動開閉機として発表されたのが「mornin’ plus」です。カーテンが自動で開くことで太陽光を利用した「目覚まし」にも効果的。「帰りの遅い日」「長期出張中」の防犯でも活躍します。
「リモコンモード」を用いることで、いつでもスマートフォンからカーテンの開閉が可能。
日本で製品設計・開発・組み立てしている安心の日本製であることも人気を集めている要因と言えるでしょう。
eCurtain(イーカーテン)
■特徴
・「タイマー機能」によって生活リズムに合わせて自動開閉
・パワフルなモーターを採用しており、重いカーテンでも問題なし
・優れた静音性を実現して、生活に溶け込む
カーテンの裏に隠れて見た目がスッキリするため、インテリアの邪魔にならない点も高評価。
あらゆる重さ・高さのカーテンをカバーできることを想定したパワフルモーターを採用して、幅広い生活シーンに対応します。
独自のサーバー処理技術で安定通信を実現しており、確実かつ最速なレスポンスでワンランク上のユーザー体験を実現可能です。
本格的なスマートホーム化を目指している方には、おすすめの商品と言えるでしょう。
スマート掃除機(ロボット掃除機)|スマートホームデバイス
家の中を常に清潔に保つためには、毎日の清掃が不可欠です。
しかし、「ひとり暮らし」「フルタイムで仕事をするビジネスパーソン」の場合には、仕事の疲れなども相まって清掃を怠ってしまうこともあります。
「スマート掃除機」は、センサーが内蔵されており、障害物を避けながら自動的に床の上を動いてゴミを吸い取るロボットです。
以下で、おすすめのスマート掃除機を紹介します。
Roborock S7 MaxV Ultra S7MU52-04
■特徴
・先進カメラを2種類搭載で、障害物回避性能が格段にアップ
・従来比の2倍となる5,100Paまで吸引力アップで、徹底的に綺麗に
・高精度センサー/大容量バッテリー搭載で、高い基本性能も実現
モップ洗浄・給水・ゴミ収集を高いレベルで行う3way全自動ドックを搭載。
充電時間も従来比より30%短縮されました。
顔認証技術の原理を活用したストラクチャードライト&カメラと、画像から物体の特徴を捉えるRGBカメラの2つを搭載。家具・小物などをAIが瞬時に分析して、位置・種類を特定します。
リモート操作で本体を動かすことで、留守中のペットの様子も確認可能。
内蔵マイクも搭載しているため、双方向通話も行えます。
掃除ロボットでありながら、幅広い機能を活用したい方におすすめです。
ルンバ Roomba Combo j7+ c755860
■特徴
・床を見分けて、水拭きと掃除機掛けを自動判断
・10種類以上の障害物を認識して、隅々まで掃除
・モップパッドもワンタッチで取り出し可能で、メンテナンスも簡単
日本における掃除ロボット普及の先駆けとなった「ルンバ」の最新モデル。
水拭きと掃除機掛けに対応しており、3つのフロアセンサーを活用して自動的に判断します。
ゴミを吸引しながらアームで圧を掛けてしっかり水拭きするため、仕上がりも抜群に綺麗に。
短期間で効率的に清掃したい方にも向いています。
スマートテレビ|スマートホームデバイス
「テレビ局が放映している番組視聴」「DVD視聴」などの従来の使い方以外に、「YouTube視聴」「VOD(動画配信サービス)視聴」「端末同士の連携機能」などが付加されたものを「スマートテレビ」と呼ぶようになりました。
以下で、おすすめのスマートテレビを紹介します。
LGエレクトロニクス 4K有機ELテレビ OLED48C1PJB
■特徴
・クリアな鮮明さが際立つ有機ELで映像が見やすい
・安心の5年パネル保証を実現
・ブルーライトの発生量が少なく、目に優しい
韓国の家電メーカー・LGエレクトロニクスが製造しているスマートテレビ。
国内産のテレビと比較しても値段がお手頃である上に、幅広いサイズラインアップから自分のライフスタイルに合わせて製品選びが可能です。
有機ELディスプレイを採用していることで目に優しく、色合いは鮮明。
「ドラマ」「スポーツ」などの没入感も高まります。
パナソニック(Panasonic)LZ1800シリーズ
■特徴
・映像シーンを判別して自動で最適な画質に調整する「オートAI画質」
・上下左右から音に包まれる「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」を採用
・地震にも強く倒れにくい「転倒防止スタンド」も搭載
独自構造を採用した高コントラスト有機ELディスプレイと立体音響を味わえるハイグレードモデル。上向きスピーカーを採用したことで映画館のような立体音響を実現しました。
無料アプリ「Panasonic Media Access」を利用することで、放送中の番組や録画番組をスマートフォンを介して視聴できます。録画予約も遠隔で行うことも可能であり、利便性を追求したい方におすすめの商品です。
まとめ
「スマートホーム」「スマートデバイス」の概要から、おすすめ商品についてカテゴリ別に紹介してきました。
「スマートホーム」を目指すためには、実現するために構成されている要素を理解した上で、機器を導入することが求められます。叶えたいイメージを明確にした上で、イメージに合致した機器を選定することが大切です。
IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。 DXHUB株式会社 https://dxhub.co.jp/ 京都本社 〒600-8815 京都府京都市下京区中堂寺粟田町93番地KRP6号館2F 東京オフィス 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-25-5 BIZ SMART代々木 307号室
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