三井倉庫ロジスティクス、Hacobu株式会社「MOVO」で出荷業務をDX化—配車・運送・庫内を一元管理
三井倉庫ロジスティクス、Hacobu株式会社「MOVO」で出荷業務をDX化—配車・運送・庫内を一元管理

この記事では、Hacobu株式会社が三井倉庫ロジスティクス株式会社での、配車受発注・管理クラウド「MOVO Vista」とトラック予約受付サービス「MOVO Berth」による導入事例を公開したことについて紹介しています。
目次
Hacobu株式会社は、三井倉庫ロジスティクス株式会社での、配車受発注・管理クラウド「MOVO Vista」とトラック予約受付サービス「MOVO Berth」による導入事例を公開しました。関東事業所では、従来の電話・FAX・紙に依存した配車調整や、ホワイトボードによる庫内スケジュール管理が運用負荷や属人化の要因となっていましたが、2019年の幹線便向け「MOVO Berth」導入に続き、今回「MOVO Vista」を直送便に拡大したことで運用の効率化が進んだとしています。
導入の背景
三井倉庫ロジスティクス関東事業所は、大手電機メーカーの物流業務を受託し、大型製品の全国配送を担う拠点です。1日最大100台のトラックが出入りする環境下で、運送事業者とのFAX・電話による調整や紙の注文書保管、現場ホワイトボードでの庫内管理は、情報分散と担当者依存を招いていました。クラウド基盤へ移行することで、関係者間の同一情報の参照と履歴の記録が容易になったとされています。
「MOVO」の特徴

「MOVO Berth」「MOVO Vista」の特徴は以下の通りです。
1. 配車~庫内~出荷の情報を共有
配車担当・運送会社・庫内作業者が同一プラットフォームで情報を共有します。積み込み内容や納品情報まで一元化され、確認作業や電話連絡の回数減少が可能となります。
2. 属人化の抑制とペーパーレス化
配車情報のクラウド一元管理により、紙の注文書管理を廃止。1日あたり約80枚発生していた紙の削減が示され、誰でもアクセスできる状態が整備されています。
3. 積み込み時の待機時間の削減
「MOVO Berth」により、運送会社が入場時間を予約する運用へ移行。入門から積み込み、退場までの流れが計画的に運用され、待機時間の削減が可能です。
(参考)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000332.000018703.html

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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