コンビニで買える「プリペイドSIM」の特徴やメリット、おすすめSIMを紹介
コンビニで買える「プリペイドSIM」の特徴やメリット、おすすめSIMを紹介
コンビニエンスストアで手軽に入手できる「プリペイドSIM」は、通信サービスを利用するための便利なSIMカードの一つです。この記事では、その特徴やメリット、おすすめSIMについて詳しく紹介します。コンビニで気軽に手に入る「プリペイドSIM」を利用して、通信サービスをスムーズに始めましょう。
目次
コンビニで買える「プリペイドSIM」とは
コンビニで手軽に入手可能な「プリペイドSIM」は、通信サービスを利用するためのSIMカードの一種です。このSIMカードは、通信事業者の専門店だけでなく、主要なコンビニエンスストアでも簡単に入手できるため、利用者にとって非常に便利です。
そもそもプリペイドSIMとは
プリペイドSIMは、通信サービスを利用する前に一定額の料金を支払う形式のSIMカードです。このSIMは一度使用し切ると終了し、契約解除の手続きが不要です。そのため、一時的な利用や短期滞在の際に特に便利です。
「プリペイドSIM」について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
『プリペイドSIMとは?特徴やメリット、選び方、おすすめSIMを紹介』
プリペイドSIMの種類
1. データ容量タイプ
データ容量タイプのプリペイドSIMは、利用者が事前に支払った料金に対して特定のデータ容量が提供される仕組みです。このタイプでは、通信がそのデータ容量を超えると通信速度が制限されたり、通信が一時的に停止されたりする可能性があります。利用者は使い切るまでデータ容量を利用できるため、使いすぎによる予想外の請求が発生しにくいという利点があります。ただし、急なデータ通信が必要な場合、容量が足りなくなる可能性がある点に留意が必要です。
2. 利用期間タイプ
利用期間タイプのプリペイドSIMは、一定の期間内であれば無制限または特定のデータ容量を利用できる仕組みを持っています。期間終了後は新しいSIMを購入するか、一部の場合は追加料金で利用を継続できることがあります。このタイプのSIMは、長期の利用が予定される場合に適していますが、期間が終了すると再び購入が必要となる点に留意が必要です。
3. 音声通話用プリペイドSIM
音声通話用プリペイドSIMは、データ通信だけでなく、通話も利用できるSIMカードです。通信事業者やプランによって異なりますが、通話料金も事前に支払う形式が一般的です。このタイプは、スマートフォンを通話にも利用したい場合に適しており、通話とデータ通信を一括で管理できるという利点があります。ただし、通話を主目的としない場合は、データ容量の制約に留意が必要です。
プリペイドSIMが買えるコンビニ
プリペイドSIMは、いくつかの主要なコンビニで入手可能です。ここからは、各コンビニチェーンでのプリペイドSIMの取り扱いに関して紹介していきます。
最新の取扱プリペイドSIM情報は、各コンビニの公式ウェブサイトや店内の案内を確認してください。
ファミリーマート
ファミリーマートは全国16,000店舗以上あり、「BIC SIM えらべる SIM カード powered by IIJ」及び、「IIJmio えらべるSIMカード」を販売しています。このSIMは、希望のプランやサービスを選択できるプリペイドSIMで、購入後に指定した配送先にSIMカードが届く仕組みです。
ローソン
ローソンは全国14,000店舗以上あり、「IIJmio えらべるSIMカード」を提供しています。購入後、公式サイトで音声機能付きeSIMやデータ通信専用プリペイドSIMなどを選択し、利用できるようになります。
セブンイレブン(取扱なし)
セブンイレブンは全国21,407店舗(2023年6月時点)で、プリペイドSIMの直接の販売は行っていません。ただし、データチャージ向けのカードやソフトバンクプリペイド携帯の通信料向けのプリペイドカードを提供しています。また、マルチコピー機でソフトバンクプリペイドIDやIIJmioクーポンカードを取り扱っています。
コンビニで買える「プリペイドSIM」のメリット
ここからは、コンビニで買える「プリペイドSIM」の代表的なメリットについてみていきましょう。
・お試しで使える
・クレジットカードがなくても購入可能
・意図しない使いすぎを防ぐ
・違約金がない
・旅行中や短期利用に適している
お試しで使える
プリペイドSIMは、通信品質や速度を確認するために、利用者がお試しで利用できる特徴があります。月額プランを契約する前に、利用状況を把握できるため安心感があります。
クレジットカードがなくても購入可能
プリペイドSIMは事前に支払いを完了しているため、クレジットカードがない利用者でもコンビニで購入が可能です。現金や電子マネーを使用して手軽に入手できます。
意図しない使いすぎを防ぐ
プリペイドSIMは使用可能なデータ容量が決まっているため、予期せぬ高額な利用料金が発生することがありません。使い切ったら通信が停止するので、使いすぎに注意する必要はありません。
違約金がない
プリペイドSIMは前払い制であり、解約時に発生する違約金がありません。月額プランと異なり、自由度が高く、使いたい時に利用できます。
旅行中や短期利用に適している
短期の利用や旅行先での利用に便利です。契約期間がないため、必要な期間だけ利用でき、余計な費用がかかりません。
コンビニで買える「プリペイドSIM」のデメリット
ここからは、コンビニで買える「プリペイドSIM」の代表的なデメリットについてみていきましょう。
・音声通話やSMSが制限される
・データ容量が少なく、利用期間が制限される
・後払いが不可
・従量制で割高になる可能性がある
音声通話やSMSが制限される
プリペイドSIMは主にデータ通信に特化しているため、音声通話やSMSが使えないことがあります。音声通話が必要な場合は別途対策が必要です。
データ容量が少なく、利用期間が制限される
提供されるデータ容量が通常の月額プランに比べて少なく、利用期間が設定されていることがあります。これにより、足りない容量や期限切れに注意が必要です。
後払いが不可
プリペイドSIMは前払い制度であり、後払いができません。利用者はあらかじめ支払いを行う必要があります。
従量制で割高になる可能性がある
プリペイドSIMは従量制であり、通常の月額プランよりもデータ容量が少なく割高になることがあります。割引サービスも提供されず、利用者の使用状況によっては経済的ではないことがあります。
コンビニで買えるおすすめの「プリペイドSIM」2選
最後は、コンビニで買えるおすすめの「プリペイドSIM」を2つ紹介します。
・BIC SIM えらべるSIMカード powered by IIJ
・IIJmio えらべるSIMカード
BIC SIM えらべるSIMカード powered by IIJ
BIC SIM えらべるSIMカード powered by IIJは、コンビニで手軽に入手できるプリペイドSIMの一つで、標準SIM、microSIM、nanoSIMの3つのサイズから選択可能です。手頃な価格で、3,000円(課税対象外)で購入できるため、コストパフォーマンスが魅力的です。通信速度は高速で、下り最大225Mbps、上り最大50Mbps(低速時は最大200kbps)を提供し、快適な通信環境を実現します。
柔軟なプランとサービスが用意されており、ミニマムスタートプラン、ライトスタートプラン、ファミリーシェアプランなど、異なるニーズに対応する多彩なプランが利用可能です。また、音声通話、SMS機能、データ通信SIMが選択可能で、月間データ通信量のバンドルクーポンも提供されています。
同時に最大3枚までのSIMカードを購入でき、複数の端末や家族での利用に適しています。これらの特徴により、BIC SIM えらべるSIMカード powered by IIJは、使い勝手がよく、多様なユーザーに対応したプリペイドSIMとして優れています。
【BIC SIM えらべるSIMカード powered by IIJ】
・SIMカードサイズ
標準SIM・microSIM・nanoSIM
・販売価格
3,000円(課税対象外)
・通信速度
下り最大225Mbps・上り最大50Mbps(低速時は最大200kbps)
・プラン
ミニマムスタートプラン:音声通話機能付き(みおふぉん) - 1,600円
ライトスタートプラン:SMS機能付き - 1,040円
ファミリーシェアプラン:データ通信SIM - 900円
・高速データ通信量
3GB/月
・その他
最大3枚までSIMカード購入可能
・取扱コンビニ店舗
ファミリーマートなど
IIJmio えらべるSIMカード
IIJmio えらべるSIMカードは、SIMカードサイズはマルチSIMに対応しており、標準SIM、microSIM、nanoSIM、そしてeSIMを選択できます。これにより、さまざまな端末に柔軟に対応可能です。
販売価格は3,300円(税込)であり、SIMカードの発行手数料もタイプによって異なりますが、手頃な価格帯に収まっています。
プランにおいては、2ギガプランから15ギガプランまで用意されており、それぞれのプランには音声通話やSMS、データ通信などが組み合わさったオプションが存在します。これにより、利用者は自身の通信ニーズに応じて最適なプランを選択できます。
利用期間が3カ月でデータ容量のリチャージも可能な点も重要です。これにより、柔軟な利用が可能で、使い勝手が向上します。総じて、IIJmio えらべるSIMカードは多機能かつ使い勝手がよく、幅広いユーザーにお勧めできるプリペイドSIMと言えます。
【IIJmio えらべるSIMカード】
・SIMカードサイズ
マルチSIM(標準SIM・microSIM・nanoSIMに対応)、eSIM
・販売価格
3,300円(税込)
・SIMカード発行手数料
タイプD:394円
タイプA:406円
eSIM(音声/データ):200円
・プラン
2ギガプラン:音声SIM・音声eSIM(タイプAのみ) - 773円
5ギガプラン:SMS - 746円
10ギガプラン:データ(タイプDのみ) - 673円
15ギガプラン:データeSIM(ドコモ網のみ) - 400円
・その他
利用期間が3カ月で、データ容量のリチャージが可能
・取扱コンビニ店舗
ファミリーマート、ローソンなど
IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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