日立システムズ、CYDEEN水インフラ監視サービスに自動排水機能を追加:安全で効率的な水供給を実現
日立システムズ、CYDEEN水インフラ監視サービスに自動排水機能を追加:安全で効率的な水供給を実現
株式会社日立システムズ(代表取締役社長:柴原節男)は、2024年10月3日、「CYDEEN水インフラ監視サービス」に自動排水機能を追加したことを発表しました。この新機能は、水道事業者の負担軽減と、残留塩素濃度を一定に保つためのもので、遠隔で残留塩素濃度を監視し、必要な時に自動で排水を行います。これにより、安全な水を無駄なく供給できる仕組みが整備されます。
目次
自動排水機能の特徴
今回追加された自動排水機能は、水道管内の残留塩素濃度をリアルタイムで監視し、必要に応じて自動的に排水を開始・停止するシステムです。これにより、手動での排水作業が不要になり、作業員の現場対応工数を大幅に削減します。特に、人手不足が深刻な水道事業者にとって、労力を削減しながら安全な水供給を確保するための強力なツールとなります。
導入のメリット
この自動排水システムには、以下のメリットがあります:
- 作業効率の向上:遠隔操作が可能なため、作業員が現地に赴く必要がなくなり、負担が大幅に軽減されます。
- 安定した水質管理:残留塩素濃度を自動的に管理することで、安全な水を安定的に供給できます。
- 水の無駄を削減:必要に応じた排水量の設定が可能なため、無駄な水の排出を防ぎ、持続可能な水供給が実現します。
背景と今後の取り組み
これまで、水道事業者は定期的に現場を巡回し、手動で残留塩素濃度を確認・調整していましたが、これには多大な労力がかかっていました。さらに、限られた時間で対応するため、一度に大量の水を排水せざるを得ず、結果として水の無駄が生じていました。こうした課題に対し、日立システムズは自動排水機能を導入し、労力と水資源の節約を図ります。
今後は、AIを活用したデータ分析によって排水量削減の精度を向上させるなど、さらなるデジタル化を進め、業務の効率化と人手不足解消に貢献していく方針です。
CYDEEN水インフラ監視サービスの概要
日立システムズが提供する「CYDEEN水インフラ監視サービス」は、水圧、水位、流量、水質の監視を行い、それらをクラウドで一元管理することで、水道事業者の業務効率化と水供給の安定を支援しています。また、機器の調達から設置、保守に至るまでワンストップでサポートを提供し、全国の水道事業者に幅広く導入されています。
詳細は、こちらからご覧いただけます。
(参考)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000139.000042324.html
IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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