フェリーでのインバウンド対応の強化に展望か。WILLERグループ、フェリー事業に特化したSaaS型多言語オンライン販売サービスの提供開始
フェリーでのインバウンド対応の強化に展望か。WILLERグループ、フェリー事業に特化したSaaS型多言語オンライン販売サービスの提供開始

この記事では、9月9日にWILLER ACROSS株式会社とWILLER MARKETING株式会社から提供開始された、SaaS型観光交通システム「WiLLシステム」を基盤とするフェリー事業に特化したSaaS型多言語オンライン販売サービスについて紹介しています。
目次

9月9日より、WILLER ACROSS株式会社・WILLER MARKETING株式会社から、フェリー事業に特化したSaaS型多言語オンライン販売サービスが提供開始されました。このサービスは、SaaS型観光交通システム「WiLLシステム」を基盤とし、フェリー事業へのインバウンド需要に対する強化に繋がることが期待されます。
開発の背景
近年のインバウンド需要により、交通事業では外国人旅客への対応を迫られる様になりました。フェリー事業でも例に洩れず、多言語対応という課題の解決が急務となっています。中でも、客室予約等のオンライン販売サイトが多言語対応していない場合、外国人旅客は問い合わせや現地での販売に頼ることとなり、フェリー事業スタッフはこれらの対応に時間を費やさなければなりません。

今回開発されたフェリー事業に特化したSaaS型多言語オンライン販売サービスは、インバウンドの課題解決に適したシステムとなり、サイトの多言語対応のみならず、商品の販売や決済、顧客・在庫管理をオンライン上で一括して行うことができます。これにより、外国人旅客からの問い合わせや現地販売を減少させ、フェリー事業スタッフへの負担の軽減が可能となります。
「WiLLシステム」の特徴
この記事で紹介したサービスは、「WiLLシステム」を基盤に開発されています。「WiLLシステム」は交通・観光事業に適したSaaS型の管理システムで、事業のDX化やインバウンド対応強化を支援しています。
「WiLLシステム」の特徴は以下の通りです。
1.他事業と組み合わせた商品の構築
他の事業者が登録した商品と自社の商品を「WiLLシステム」内で組み合わせ、ツアーやセット販売が可能です。
2.日英中韓の多言語対応
日本語以外に英語・繁体字・簡体字・韓国語の4言語に対応しており、海外利用者からのアクセスにも対応可能です。
3.商品・顧客情報をオンライン上で一括管理
商品の販売や決済、顧客・在庫管理をオンライン上で一括管理でき、業務の負担軽減に繋げることが可能です。
(参考)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000381.000027749.html

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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