【2024年最新】SIMフリー対応スマートウォッチ3選!メリット・デメリットや選び方も紹介
【2024年最新】SIMフリー対応スマートウォッチ3選!メリット・デメリットや選び方も紹介
IoTと呼ばれるモノのインターネット接続による生活の向上が広まる中、日常の腕時計に革新的な機能を組み込み、生活の利便性を高めるSIMフリー対応の「スマートウォッチ」が大きな人気を獲得しています。本記事では、スマートウォッチの基本的な特徴からSIMフリーのメリットとデメリット、選び方のポイント、さらにはおすすめのSIMフリー対応スマートウォッチについて詳しく解説します。
目次
スマートウォッチとは
スマートウォッチは、タッチスクリーンと高性能なCPUを搭載した、腕時計型の電子機器です。これらの装置を活用することで、さまざまな便利な機能が利用できます。また、BluetoothやWi-Fiを利用して、スマートフォンやタブレット端末と連携し、さらなる利便性を提供しています。
ここからは、具体的にスマートウォッチでできることの一例を紹介します。
1. フィットネス・健康管理機能
スマートウォッチは、ランニングやウォーキングなどの運動中に走行距離や消費カロリー、心拍数をリアルタイムで計測し、自動的に記録します。さらに、睡眠の質や健康状態をトラッキングする機能も備えており、ユーザーの健康管理をサポートします。
2. 支払い機能
スマートウォッチは、NFC(近距離無線通信)を利用して、POSレジにかざすだけで支払いが完了する機能を備えています。これにより、買い物や公共交通機関の乗車など、さまざまな支払いシーンで便利に利用することができます。
3. 通信機能
メールやSNSの通知を受け取ったり、メッセージの閲覧や返信ができます。また、一部のスマートウォッチには、通話機能が搭載されており、ハンズフリーでの通話が可能です。これにより、スマートフォンを取り出すことなく、通信を行うことができます。
SIMフリーとは
日本の携帯電話市場における3大キャリア「Softbank」「au」「docomo」で購入したデバイスは、通常SIMカードが挿入されています。
その反面、「SIMフリー」とは3大キャリアに限らない「MVMO」と呼ばれる「仮想移動体通信事業者」のSIMカードを自由に選択できる状態のことです。日本においては3大キャリア以外で購入したデバイスは自由にMVMOと契約して通信することが可能です。
「MNO」「MVNO」について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
『MNO・MVNO・MVNEとは?一覧でまとめて役割と違い、メリット・デメリットをわかりやすく解説』
SIMフリーのメリット
「Softbank」「au」「docomo」以外の通信キャリアを自由に選択できるため、毎月の通信費などを安く抑えることが可能です。スマートウォッチに挿入することで、単独通信も可能になります。
その他、通話する場合には「通話料定額」「通話無制限プラン」などを多種多様な通信事業者から選定できるのもポイント。
価格が安いのに、選択肢も多い点が嬉しい点です。
SIMフリーのデメリット
SIMフリーの場合は契約する会社に自由度が与えられる反面、通信回線は3大キャリアから借りることがほとんどであり、通信が不安定になることがあります。常に高速通信を利用したい方にとっては気になるポイントでしょう。そのほか、「キャリアメール」が利用できない点も注意が必要になります。
またSIMフリー端末は、3大キャリアのように全国に店舗がありません。
その分、分からないことがあってもサポートを十分に受けられない点もデメリットです。
自分で端末の使い方などを調べて、不具合がある場合には自分でメーカーに問い合わせる必要があるのも「SIMフリー端末」の弱点と言えるでしょう。
SIMフリー対応スマートウォッチのメリット
2015年4月に「Apple Watch」が発売されたことで、一躍多くの方が利用するようになった「スマートウォッチ」ですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
スマートフォンを取り出す手間が省ける
携帯電話の通知をチェックしたいけど、街中を歩きながら携帯電話を見るのは危険に繋がります。
スマートウォッチがあると携帯電話を取り出さなくても通知をチェックすることが可能です。
「車の運転中」「ジムでのワークアウト中」などで活躍します。
また、録音機能が搭載されている場合には、思い浮かんだ内容をスマートウォッチに残すことも可能です。
財布の代わりに利用できる
「タッチ決済」そのものはスマートフォンにも搭載されている機能のため、目新しさはないように見えます。ただスマートウォッチのタッチ決済は「何も取り出さずに決済できる」という手軽さが最大の魅力と言えるでしょう。
僅かな違いに感じるかもしれませんが、日常生活の中で何度も起こる「決済」を「手をかざす」だけで完了できる点は、一度慣れると、スマートフォン決済に戻れなくなります。
いつでも健康管理ができる
常に体に身に付ける「スマートウォッチ」だからこそ、「心拍数」「血圧」「体温」「血中酸素濃度」などを計測できる機能を搭載しています。
睡眠にも焦点を当てた機能も充実しており、心拍センサーを活用した「睡眠時間の合計」「レム睡眠」「ノンレム睡眠」を計測することで睡眠の質も数値化することが可能です。
毎日の健康管理に必要なワークアウトでも活躍します。
GPSセンサーを搭載しているモデルを使うことで、「走行距離」「ルートの確認・記録」が可能です。
「消費カロリー」も数値化することで、日々の運動のモチベーション維持にも貢献します。
身に付けることで「健康意識」を自然に高められる点は、「スマートウォッチ」だからこそ叶えられる強みです。
大切な通知を見逃さない
仕事がない休みの時間でも、大切な電話やメールなどがある場合も考えられます。
普段から身に付ける「スマートウォッチ」へ通知が届くことによって、大切な通知の見逃しも少なくなるでしょう。
一般的な時計と比較してもリーズナブル
一般的な「腕時計」は、リーズナブルなものから高級なものまで揃っており、実際に購入することを躊躇してしまうような値段で販売されているものも珍しくありません。
その反面、「スマートウォッチ」は多くの機能を備えているにもかかわらず、値段も比較的リーズナブルに手に入れることが可能です。
SIMフリー対応スマートウォッチのデメリット
「多機能」「リーズナブルな値段設定」など生活の利便性を大きく高める「スマートウォッチ」ですが、数多くあるメリットの裏には、必ずデメリットがあることも理解しなければなりません。
SIMフリー対応スマートウォッチ購入前に、押さえておきたいデメリットをいくつか見ていきましょう。
充電する機会が増える
普段から活用する「スマートフォン」以外に、毎日充電するデバイスが増えるのは想像以上に負担を感じるでしょう。特に「スマートウォッチ」の場合は、「GPS」「位置情報」「Bluetooth」などを常時ONにしておく必要があるため、スマートフォンよりもバッテリー消費が早いと感じる方も多いです。
スマートウォッチの電池を長持ちさせるために以下を試してみてください。
・スマートウォッチ不使用時の画面OFF
・アニメーションを利用しないウォッチフェイスに変更する
・画面の明るさを調整する
・不要な通知をOFFにする
・不要なアプリをこまめにアンインストールする
また、近年は充電するデバイスも進化しており、「載せるだけで充電が開始される」ような機器も増えています。充電する作業が面倒な方は、充電するまでの手間が少ない機器を導入しましょう。
アプリの使い方に慣れるのに時間を要する
今までスマートフォンで活用していた機能が「スマートウォッチ」に移行すると、画面の小ささから上手く使えなくなることも考えられます。
近年は、多くのスマートウォッチが発表されていることから「ライフスタイルに合うか」を観点に入れた上で、商品を選定すべきでしょう。
紛失・破損の際には買い替えが必要になる
スマートウォッチデバイスのアップデートが急速に進んでいることから、2〜3年前に購入したスマートウォッチを紛失・破損した場合には「代替商品購入」などの対応になり、予想外の出費が発生します。
「Apple Watch」など有名なスマートウォッチの導入を検討している場合には、保証期間を延長する「Apple Care」導入なども検討しましょう。
常に機能が新しくなる上に、スマートウォッチで使われている半導体が不足していることもあり、基本的に破損した場合には買い替えのリスクがあることを押さえておくべきです。
スマートフォンとの連携に時間が掛かる
スマートウォッチを使用するために、初めに行うことが「スマートフォンと連携させる」ことです。
まず、自身が所有しているスマートフォンに購入を検討しているスマートウォッチが対応しているかを事前に確認しましょう。
スマートウォッチ購入後は、スマートフォン側で専用アプリをインストールして、「Bluetooth接続」「時計の設定」を行う必要があります。普段からガジェットに触ることが得意でない方には辛い作業かもしれません。
ここ数年、スマートウォッチ利用が当たり前に普及してきたこともあり、オンラインマニュアルが整備され設定自体も簡単になりました。連携設定は初回だけであるため、設定が苦手な方は友人・家族を頼るのも手段のひとつでしょう。
全ての機能を使いきれない
スマートフォン導入に踏み切れない方のほとんどが持つ理由として「導入しても使いきれない」ことを不安視しています。「音楽は聞かない」「基本的にスマートフォンで十分」と考えている方も多いでしょう。
しかし、実際にスマートウォッチを利用している方の大半は、全ての機能をバランス良く使えている訳ではありません。搭載されている機能の中から必要なものだけを利用しているため、利用する機能に偏りが生まれることは自然なことです。
近年は、多くの企業が「スマートウォッチ」の市場に参入したことで、価格競争も熾烈を極めています。
手に取りやすい金額でスマートウォッチを導入できるため、気軽に始めてみるのもおすすめです。
SIMフリー対応スマートウォッチの選び方
「Apple Watchなどの有名どころをとりあえず買っておこう」と何となくで商品を選んでしまうと、後々後悔することになるかもしれません。実際に商品を購入する上で大切なことは、「どのような観点で商品を選定するか」を事前に勉強することが大切です。
以下に、スマートウォッチ購入でチェックしておきたいポイントを解説します。
対応OS
スマートウォッチはスマートフォンと連携させて使うため、スマートフォンのOSと親和性の高いものを選ぶべきです。例えば、スマートフォンが「Android OS」の方が、「WatchOS」を導入している「Apple Watch」を購入すると連携に手間取るでしょう。
スマートフォンが「Android OS」であれば、「Wear OS by Google」「Tizen」がOSとして採用されているスマートウォッチを購入するべきです。
また、スマートフォンそのものが古い機種になるとスマートウォッチとの連携に対応していない可能性もあるため、OSバージョンも確認しておきましょう。
用途に合う機能
「スマートウォッチを導入してどんな生活を叶えたいか」を明確にしておきましょう。
理由として、各機種によってどの機能に強みがあるかなど大きく異なるためです。
具体例として、スポーツにスマートウォッチを活用したい場合には「ストップウォッチ」「歩数計」「心拍数計算」などの機能が充実しているものを選びましょう。
音楽を聞きたい場合には、自分が所有しているBluetoothイヤホンと接続できることと、直感的に音楽選定・再生などの機能が使えるかもチェックしておくべきです。
「ひとまず多機能のスマートウォッチが欲しい」という要望を叶える多機能タイプのスマートウォッチもありますが、値段は高くなってしまいます。
はじめてスマートウォッチを導入する方は、用途を絞ってリーズナブルなモデルを選ぶと購入後の後悔が少ないでしょう。
充電方法
バッテリー充電タイプを採用しているスマートウォッチは、「USB式」「マグネット式」「ワイヤレス式」などの充電方式があり、数日に一度は充電が必要です。電池で稼働するタイプであれば、時計店・メーカーなどで電池交換することで継続的に利用できます。
近年は、太陽光に当てるだけで充電されるソーラータイプで充電する機種も出てきており、自分のライフスタイルにあったものを選びましょう。
デザイン
どのようなシーンでスマートウォッチを利用するかによって文字盤のデザインも大きく変わります。
ビジネスシーンで利用する場合にはアナログ時計に近い文字盤を、プライベートで使う場合には自身がスマートウィッチを付けて気分を上げてくれる文字盤を採用しましょう。
また、各スマートウォッチによって「ベルトの素材感」「装着時の手間」などが大きく異なります。
普段使いする商品のため、家電量販店で商品を扱っていれば一度手に付けてみてから購入しても良いでしょう。
おすすめのSIMフリー対応スマートウォッチ3選
スマートウォッチについてここまで深掘りして解説してきましたが、実際にどの商品を選べば良いか分からない方も多いのではないでしょうか?
最後に、おすすめのSIMフリー対応スマートウォッチをいくつかピックアップして解説します。
HUAWEI スマートウォッチ Band 6
■特徴
・「睡眠」「ストレス」「心拍数」などを常時計測
・約2週間バッテリーが持続する充電持ちの長さが強み
・1.47インチの大画面で使いやすさUP
とにかく健康に関連するさまざまな情報を数値化して改善したい方におすすめのスマートウォッチです。
HUAWEI Watch Face Storeからアクセスできる多種多様なウォッチフェイスから自分のライフスタイルに合わせたデザインを採用できる点も魅力。カラーバリエーションも4種類と豊富で好きなデザインが必ず見つかります。
バッテリーも通常使用で14日間、ヘビーユーズしても10日間という圧倒的なバッテリー持続時間を実現。
マグネット式充電器を介してわずか5分の充電で2日間使用できる点も強みです。
「HUAWEI スマートウォッチ Band 6」の公式ページ
HUAWEIスマートウォッチの最新モデルについては、プラスガジェットにて詳しいレビューが掲載されていますので、ご興味のある方はぜひこちらをご覧ください。
HUAWEI WATCHの比較とおすすめを見る
OPPO Watch Free
■特徴
・「睡眠時のいびき」「血中酸素レベル」を毎秒測定
・有機ELディスプレイが鮮明で見やすい
・「就寝時間の通知」「起床後の睡眠分析レポート通知」など、睡眠を総合的に管理
「心地よい目覚め健やかな1日」を実現するデバイスとしてOPPO Watch Freeは注目されています。
就寝前のスマートフォンの使用状況を記録する他、スマートフォン使用時間と睡眠の質の傾向分析が可能です。
ペアリングしたスマートフォンのスリープモードを起動して通知をミュートにしたり、スマートフォンの画面をグレースケールにして睡眠を促す機能も搭載。睡眠中は毎秒血中酸素レベルを測定するなど「良質な睡眠」を実現します。
日々仕事が忙しく、快適な睡眠を確保したい方にはおすすめのウェアラブルデバイスです。
「OPPO Watch Free」の公式ページ
RTCZ LEMFO LEMPスマートウォッチ4G
■特徴
・デュアルチップCPU採用
・4GB/64GBの大容量ストレージ搭載
・血中酸素濃度センサーも常備
中国のスマートウォッチメーカー「LEMFO」が発売したAndroid OS搭載のスマートウォッチ。
一時的に機能を大きく絞り込むことで通常の時計として利用できる「ブレスレットモード」を搭載しており、バッテリー持続時間にも配慮されています。
血中酸素濃度センサーも完備されていることから、普段の運動時の測定などでも力を発揮。
デュアルCPU搭載により、アプリそのものもストレスなくサクサク利用できる点も強みであり、スマートウォッチの処理性能が高いものを欲している方におすすめです。
「RTCZ LEMFO LEMPスマートウォッチ4G」のAmazon購入ページ
まとめ
注目を集めているウェアラブルデバイス「スマートウォッチ」について深掘りして解説してきました。
一言で「スマートウォッチ」と表現しても、機種によって強みが全く異なるため、「スマートウォッチを利用してどのようなことを叶えたいか」が商品を選ぶ上で大切です。
今回、紹介した内容を参考に、スマートウォッチ導入を検討してみてください。
IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。 DXHUB株式会社 https://dxhub.co.jp/ 京都本社 〒600-8815 京都府京都市下京区中堂寺粟田町93番地KRP6号館2F 東京オフィス 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-25-5 BIZ SMART代々木 307号室
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