Claude Codeとは?使い方・料金・導入方法をわかりやすく解説
Claude Codeとは?使い方・料金・導入方法をわかりやすく解説
AI
2026-01-07
8min
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Claude Codeとは、Anthropic社が提供するAIコーディング支援ツールです。本記事では、Claude Codeの機能や特徴、料金プラン、導入方法、使い方、活用事例までわかりやすく解説します。開発効率を向上させたい方は必見です。
目次
Claude Codeの基本概要
近年、AIを活用した開発支援ツールが急速に普及しています。その中でも特に注目を集めているのが「Claude Code」です。ここでは、Claude Codeの基本的な情報について解説します。
Claude Codeとは何か
Claude Code(クロード・コード)は、Anthropic社が開発したAIコーディング支援ツールです。ターミナル(コマンドライン)上で動作し、自然言語による指示でコードの生成や編集、バグ修正などを行えます。
従来のAIチャットツールとは異なり、Claude Codeはプロジェクトのコードベース全体を理解した上で作業を進めます。開発者が「このバグを修正して」「テストコードを書いて」と指示するだけで、必要なファイルを特定し、適切なコードを生成してくれます。
Claude Codeは2025年5月に一般公開され、わずか6ヶ月で年間ランレート10億ドルを達成するなど、急速に成長しています。
Claude Codeを使うには?
Claude Codeを利用するには、以下のいずれかの方法でアクセスできます。
・Claude Pro/Maxプラン(サブスクリプション)への加入
・Anthropic Console経由でのAPI従量課金
・企業向けのTeam/Enterpriseプランの契約
なお、Claude Codeには無料プランは用意されていません。ツール本体のダウンロードは無料ですが、実際にAI機能を使用する際には必ず料金が発生します。具体的な料金については後述の「Claude Codeの料金プラン」で詳しく解説します。
Claude Codeの主な機能と特徴
Claude Codeには、開発作業を効率化するさまざまな機能が搭載されています。ここでは、主な機能と特徴を詳しく見ていきましょう。
自然言語によるコード生成・編集
Claude Codeの最大の特徴は、自然言語でコーディングの指示ができる点です。専門的なコマンドを覚える必要はなく、普段の会話のように話しかけるだけで作業を進められます。
たとえば、以下のような指示が可能です。
・「Reactで商品カード用のコンポーネントを作成してください」
・「この関数にエラーハンドリングを追加して」
・「TypeScriptでブロック崩しを作成して」
Claude Codeは文脈を読み取る能力が高く、あいまいな指示でも意図を理解して適切に処理してくれます。
コードベース全体の理解と分析
Claude Codeは、プロジェクト全体のコードベースを自動的に読み込み、構造を理解します。開発者がファイルを一つひとつ指定する必要はありません。
「このプロジェクトの構造を説明して」「APIの型エラーを修正して」といった指示を出すと、Claude Codeが自動的に関連するファイル群を特定し、依存関係まで把握した上で作業を進めます。
新しいリポジトリの概要把握(オンボーディング)にも活用でき、巨大なコードベースでも短時間で全体像を把握できます。
Git操作・PR作成の自動化
Claude Codeは、Git操作を会話形式で行えます。複雑なgitコマンドを覚えていなくても、以下のような指示で操作できます。
・「変更をコミットして」
・「PRを作成して」
・「12月にマークダウンのテストを追加したコミットはどれですか?」
・「メインをリベースし、マージの競合を解決して」
特にコミットメッセージの自動生成に優れており、変更内容を正確に理解した上で、コンベンショナルコミットの形式に従った適切なメッセージを作成してくれます。
バグの特定と修正支援
Claude Codeは、バグの特定から修正までを一貫してサポートします。エラーメッセージを貼り付けたり、症状を説明したりするだけで、原因を分析し、修正案を提示してくれます。
プログラムが動かないときは、Claude Codeがプロジェクト全体のコードを読み解き、どこに問題があるのかを特定します。単に問題箇所を指摘するだけでなく、実際にコードを書き換えて問題を解決してくれる点が従来のAIツールとの大きな違いです。
テストコードの自動生成
Claude Codeは、テスト駆動開発(TDD)にも対応しています。期待される入出力を伝えるだけで、適切なテストコードを自動生成してくれます。
テストの実行結果に基づいた修正提案も行うため、品質の高いコードを効率的に開発できます。単体テストの生成はもちろん、統合テストやエンドツーエンドテストの作成もサポートしています。
Claude Codeのメリット
Claude Codeを導入することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。ここでは、主なメリットを3つ紹介します。
開発効率の大幅な向上
Claude Codeを活用することで、開発効率を大幅に向上させることができます。Anthropic社の報告によると、開発者の生産性が2〜4倍向上したという事例もあります。
特に以下のような作業で時間短縮効果が期待できます。
・定型的なコードの記述
・バグの調査と修正
・テストコードの作成
・コードレビューの準備
・ドキュメントの生成
繰り返し作業や定型作業から解放されることで、より創造的で付加価値の高い業務に集中できるようになります。
非エンジニアでも活用可能
Claude Codeは自然言語で指示できるため、プログラミングの専門知識がなくても活用できます。Anthropic社内では、デザイナーがエンジニアリング作業を行ったり、法務部門が開発ツールを作成したりするなど、部門の壁を越えた活用が進んでいます。
たとえば、フロントエンド経験がない研究者が、5,000行規模のJavaScript/TypeScriptダッシュボードを開発した事例もあります。専門外の分野でも、AIのサポートを受けながらアプリケーション開発が可能になっています。
既存の開発環境との高い親和性
Claude CodeはCLI(コマンドラインインターフェース)ベースのツールであり、既存の開発環境をそのまま活用できます。新しいエディタに移行する必要がなく、VS CodeやVimなど、普段使い慣れたエディタと併用できます。
また、GitHub Actionsとの連携も可能で、PRのレビューや課題の分類を自動化できます。既存のワークフローを大きく変えることなく、AIの恩恵を受けられる点が大きなメリットです。
Claude Codeの料金プラン
Claude Codeの利用には料金がかかります。ここでは、利用可能な料金プランについて詳しく解説します。(2026年1月時点)
サブスクリプションプラン(Pro・Max)
個人向けのサブスクリプションプランとして、ProプランとMaxプランが用意されています。
【Proプラン】
・月額20ドル(年払いの場合は月額約17ドル相当)
・Claude SonnetモデルでClaude Codeを利用可能
・Freeプランの5倍の利用量
【Maxプラン】
・Max 5x:月額100ドル(Proプランの5倍の利用量)
・Max 20x:月額200ドル(Proプランの20倍の利用量)
・Claude Opusを含む全モデルにアクセス可能
ブラウザ版のClaudeとClaude Codeは同じ利用量制限を共有しているため、どちらかを使いすぎると制限にかかる可能性があります。並列で複数のClaude Codeを使用する場合は、Max 20xプランがおすすめです。
API従量課金プラン
Anthropic Console経由でAPI従量課金を選択することも可能です。使用したトークン数に応じて料金が発生するため、利用量が予測しにくい初期段階や、PoC(概念実証)での試用に適しています。
主要モデルの料金目安は以下のとおりです。
・Claude Sonnet:入力100万トークンあたり3ドル、出力100万トークンあたり15ドル
・Claude Opus:入力100万トークンあたり15ドル、出力100万トークンあたり75ドル
プロンプトキャッシュやバッチ処理を活用することで、コストを大幅に削減できます。Anthropicの公式情報によると、キャッシュで最大90%、バッチ処理で最大50%のコスト削減が可能です。
企業向けプラン(Team・Enterprise)
チームや企業での利用には、TeamプランとEnterpriseプランが用意されています。
【Teamプラン】
・1ユーザーあたり月額25ドル(5名以上から利用可能)
・Proプランの全機能に加え、チーム管理機能を提供
・利用量制御や支出上限の設定が可能
【Enterpriseプラン】
・料金は要問い合わせ
・シングルサインオン(SSO)対応
・高度なセキュリティ機能
・専任サポート
Claude Codeを本格的に利用したい場合は、Premiumシートの契約が必要になる場合があります。詳細はAnthropicに直接お問い合わせください。
https://www.anthropic.com/pricing
Claude Codeの導入方法
Claude Codeの導入は比較的シンプルです。ここでは、導入手順を順を追って解説します。
動作環境の確認
Claude Codeを利用するには、以下の環境が必要です。
・macOS 10.15以上、Windows 10以上、またはUbuntu 20.04以上
・Node.js 18以上
・Git(推奨)
・ripgrep(推奨)
Node.jsのバージョンが古い場合は正常に動作しないため、事前に確認しておきましょう。GitとripgrepはClaude Codeの動作に必須ではありませんが、開発効率が大幅に向上するためインストールをおすすめします。Node.jsのインストール後はclaudeアプリの再起動が必要です。
インストール手順
Claude Codeのインストールは、ターミナルから以下のコマンドを実行するだけで完了します。
【macOS/Linux】
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
【Windows(PowerShell)】
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex
npmを使ってインストールする場合は、以下のコマンドを使用します。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
インストールが完了すると、任意のディレクトリからclaudeコマンドを使用できるようになります。
初期設定と認証
インストール後、作業したいプロジェクトのディレクトリに移動し、claudeコマンドを実行します。初回起動時には認証手続きが必要です。
ログイン方法の選択画面が表示されるので、以下のいずれかを選択します。
・Claude account with subscription(Pro/Maxプラン利用者向け)
・Anthropic Console account(API従量課金利用者向け)
ブラウザが自動的に開き、認証が行われます。承認が完了すると、Claude Codeの利用を開始できます。認証情報はシステムに保存されるため、次回以降は再ログイン不要です。
Claude Codeの基本的な使い方
Claude Codeの基本的な操作方法を解説します。初めて使う方でも、すぐに活用できるようになります。
対話型REPLでの操作
claudeコマンドで起動したREPL(対話型実行環境)では、普段の会話のように自然な言葉で対話できます。プロジェクト全体を自動的にスキャンしてくれるため、手動でファイルを指定する必要はありません。
Claude Codeは文脈を読み取る能力が高いため、「ログイン周りのコード」といった抽象的な表現でも、関連ファイルを特定して適切に処理してくれます。
ファイルを変更する前には必ず許可を求めてくるため、安心して利用できます。個別の変更を承認するか、セッション中は「すべて受け入れる」モードを有効にすることも可能です。
よく使うスラッシュコマンド
Claude Codeには便利なスラッシュコマンドが用意されています。主要なコマンドを紹介します。
・/help:使用方法のヘルプを表示
・/clear:会話履歴を消去
・/compact:コンテキストスペースを節約するために会話を圧縮
・/cost:トークンの使用統計を表示
・/model:使用するモデルを切り替え(Sonnet/Opus)
・/init:CLAUDE.mdガイドを使用してプロジェクトを初期化
・/review:コードレビューをリクエスト
・/bug:バグを報告(会話をAnthropicに送信)
特に/costコマンドは、サブスクリプションプランの利用者にとって重要です。現在の利用量とリセットタイミングを確認できるため、制限に達する前に対策を取れます。
CLAUDE.mdによるカスタマイズ
CLAUDE.mdは、Claude Codeの動作をカスタマイズするための設定ファイルです。プロジェクトのルートディレクトリに配置することで、Claude Codeが起動時に自動的に読み込みます。
CLAUDE.mdには以下のような情報を記述できます。
・プロジェクトの概要や技術スタック
・コーディング規約やスタイルガイド
・Claude Codeへの振る舞いの希望
・避けてほしい操作や注意点
たとえば「テストは必ずJestで書いてください」「コミットメッセージは日本語で書いてください」といったルールを設定しておくと、毎回指示しなくても自動的に反映されます。
チームで開発している場合は、CLAUDE.mdをGitで管理することで、メンバー間でClaude Codeの設定を共有できます。
Claude CodeとCursorの比較
AIコーディングツールとして注目されているCursorとClaude Codeを比較します。どちらを選ぶべきか、判断のポイントを解説します。
操作性と開発環境の違い
Claude CodeとCursorの最大の違いは、操作方法と開発環境の考え方です。
【Claude Code】
・CLI(コマンドライン)ベースのツール
・既存のエディタ(VS Code、Vimなど)と併用可能
・ターミナルに慣れた開発者向け
・大規模な変更や新規開発に強い
【Cursor】
・VS Codeベースの専用IDE
・グラフィカルなインターフェースで直感的に操作
・リアルタイムのコード補完が高速
・日常的な開発作業に最適
Claude Codeは「既存の開発環境にAIを追加する」アプローチ、Cursorは「AIを前提とした新しい開発環境」というアプローチの違いがあります。
料金面での比較
料金体系も両者で異なります。
【Claude Code】
・Proプラン:月額20ドル
・Maxプラン:月額100〜200ドル
・ブラウザ版Claudeと利用量を共有
【Cursor】
・Proプラン:月額20ドル(500回の高速リクエスト含む)
・APIキーを持ち込む場合は20%のマークアップ
軽い使用であればどちらも月額20ドル程度から始められます。ヘビーユーザーの場合、Claude CodeのMaxプランはAPI換算で大幅なディスカウントになることもあります。
使い分けのポイント
両ツールの使い分けのポイントを整理します。
【Claude Codeがおすすめのケース】
・既存のエディタ(VS Code、Vim等)を使い続けたい
・ターミナル中心の開発スタイル
・大規模なリファクタリングや新規開発
・Claude Pro/Maxをすでに契約している
【Cursorがおすすめのケース】
・GUIで直感的に操作したい
・リアルタイムのコード補完を重視
・複数のAIモデルを使い分けたい
・VS Codeの拡張機能をそのまま使いたい
実際には「どちらか一方」ではなく、両方を併用している開発者も多くいます。Claude Codeで大規模な変更を行い、Cursorで細かな調整を行うといった使い分けも有効です。
Claude Code導入時の注意点
Claude Codeを導入する際に注意すべきポイントを解説します。事前に確認しておくことで、スムーズに導入を進められます。
セキュリティとデータ管理
Claude Codeはプロジェクトのコードを読み取るため、セキュリティとデータ管理には十分な注意が必要です。
・機密性の高いコードを扱う場合は、Enterprise版の利用を検討する
・APIキーや認証情報がコードに含まれていないか確認する
・危険なコマンド(curl、wgetなど)はデフォルトでブロックされる
・ファイル変更前には承認フローが設けられている
Claude Codeには複数の防御策が組み込まれていますが、重要な操作の際はユーザー自身がコマンド内容を慎重に確認することをおすすめします。
利用制限への対応
サブスクリプションプランには利用制限が設けられています。制限に達すると、一時的にサービスが利用できなくなります。
・5時間ごとのセッション制限
・週単位の使用制限(2025年8月より導入)
・ブラウザ版Claudeとの利用量共有
導入前に確認すべきこと
Claude Codeを導入する前に、以下の点を確認しておきましょう。
・Node.js 18以上がインストールされているか
・利用目的に合った料金プランを選択しているか
・チームで利用する場合はTeam/Enterpriseプランが必要か
・社内のセキュリティポリシーに適合しているか
・期待する効果と現実のギャップを理解しているか
Claude Codeは強力なツールですが、すべての作業を完璧にこなせるわけではありません。生成されるコードの品質にはばらつきがあり、プロジェクト固有のルールやスタイルへの対応が不十分な場合もあります。人間によるレビューと確認は引き続き重要です。
まとめ
Claude Codeは、Anthropic社が提供するAIコーディング支援ツールです。ターミナル上で動作し、自然言語による指示でコードの生成・編集・バグ修正などを行えます。
本記事で解説した内容のポイントをまとめます。
・Claude Codeはプロジェクト全体を理解した上でコーディングを支援
・自然言語で指示でき、非エンジニアでも活用可能
・料金プランはPro(月額20ドル)からMax(月額200ドル)まで用意
・既存の開発環境と併用でき、導入ハードルが低い
・大手企業での導入実績も豊富
開発効率を向上させたいと考えている方は、まずはProプランから試してみることをおすすめします。
Claude Codeの詳細や最新情報については、公式ドキュメントをご確認ください。
https://docs.anthropic.com/ja/docs/claude-code

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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