【ユニキャスト】日立港病院がAI搭載自律走行型ロボット「temi(テミ)」を導入、医療現場のデジタル化を推進
【ユニキャスト】日立港病院がAI搭載自律走行型ロボット「temi(テミ)」を導入、医療現場のデジタル化を推進

この記事では、医療法人惇慈会 日立港病院に導入された、株式会社ユニキャストと常磐ヒラメディカルのAI搭載自律走行型ロボット「temi(テミ)」について紹介しています。
株式会社ユニキャストと常磐ヒラメディカルは、医療法人惇慈会 日立港病院にAI搭載の自律走行型ロボット「temi(テミ)」を導入したことを発表しました。この導入により、病院のデジタル化が進み、医療サービスのさらなる向上が期待されています。
■導入背景
日立港病院は、地域に根ざし、50年以上にわたって小児から高齢者まで幅広い患者に対応する「みんなの病院」として親しまれています。近年、医療現場のデジタル化(DX)を積極的に推進しており、患者にとって安全で快適な療養環境を提供しつつ、医療サービスの品質向上を目指しています。この一環として、「temi(テミ)」の導入が決定されました。
■導入の目的と効果
「temi(テミ)」は、これまで看護師が担当していた特殊診察の説明業務を代替することで、次のような効果を目指しています。

1. 看護師の業務負担の軽減
看護師が検査や入院説明にかけていた1患者あたり約20分の時間を削減。
2. 看護師の業務シフト
削減された時間を外来や病棟でのケア業務に集中できるよう配分。
3. 病院イメージの向上
最新技術の導入により、患者の関心や信頼感が高まり、ポジティブな印象を醸成。
患者は、院内外で「temi(テミ)」の提供する動画説明を視聴可能で、診療内容や流れを分かりやすく学べます。
今後は「temi(テミ)」の機能拡充により、患者の移動支援や院内巡回役としても活用し、患者の体調不良などを早期発見するなど、医療スタッフの負担軽減と医療サービス向上のための新たな役割が期待されています。
■株式会社ユニキャストについて
2005年に茨城で学生ベンチャーとして創業したユニキャストは、人々の「夢」と「笑顔」を実現する理念を掲げ、ロボティクスを中心としたさまざまな技術を提供しています。各種IoTデバイスとの連携インターフェースを持つ独自のプラットフォームを通じ、医療現場などでの新しいDXソリューションの提供を行っています。
(参考)ユニキャストお問い合わせ
(参考)AI搭載自立走行型ロボット「temi(テミ)」を、医療法人惇慈会 日立港病院に導入! | 株式会社ユニキャストのプレスリリース

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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