日本初の「レベル3.5」ドローン配送、和歌山市でDID地区を含むルートで実施—NEXT DELIVERYが実証へ
日本初の「レベル3.5」ドローン配送、和歌山市でDID地区を含むルートで実施—NEXT DELIVERYが実証へ

日本初の「レベル3.5」ドローン配送、和歌山市でDID地区を含むルートで実施—NEXT DELIVERYが実証へ
目次
和歌山市は、スマートシティ実証実験サポート補助金を活用し、株式会社NEXT DELIVERYによるドローン配送の実証実験を市内で実施すると発表しました。これまでDID地区(人口集中地区)でない場所に限定されてきた「レベル3.5飛行」を、DID地区を含む飛行ルートで行う日本初の試みです。都市近郊を含む広いエリアでのドローン活用を見据え、事業性の拡大と社会実装に向けた検証が行われます。
飛行形態(レベル3.5)について
「レベル3.5飛行」は、目視外での飛行を前提に、一定の要件を満たすことで立入管理措置等が不要となる飛行形態です。レベル4に比べ低コストで運用できる点が特徴で、生活圏でのドローン活用シーンを拡大する選択肢として注目されています。
期待される効果
今回の実証実験により期待される効果は以下の通りです。
1.日本初の「DID地区を含むレベル3.5飛行」事例の創出
2.低コスト運用で、都市近郊を含む生活圏での配送可能性を検証
3.今後の制度運用・実務ガイドづくりのモデルケースとしての活用
実施内容
・対象:DID地区内における弁当配送の実証
・実施主体:株式会社NEXT DELIVERY
・実証日:2025年11月4日(火)15:30頃
※天候等により変更・中止の可能性があります。フライト時刻は前後する場合があります。
ルートと機体
・離着陸地点:宇都宮病院(和歌山市鳴神505-4)
・配送先:道の駅 四季の郷公園(和歌山市明王寺85)
・飛行距離:出発地点から約4km(遠隔操作)
・機体:物流特化型ドローン「Air Truck(エア・トラック)」
※ドローンは配送先に置き配後、再離陸して出発地点へ往復します。
補助事業の位置づけ
本実証は、和歌山市が設定する「地域・行政課題の解決」を目的とし、先端技術を用いた実証実験として支援対象に位置づけられています。
(参考)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000115515.html

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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