ブラウザ起点で「シャドーIT」「シャドーAI」を可視化・統制する導入支援を開始—アイレットが「Chrome Enterprise Premium 導入支援サービス」を提供
ブラウザ起点で「シャドーIT」「シャドーAI」を可視化・統制する導入支援を開始—アイレットが「Chrome Enterprise Premium 導入支援サービス」を提供

この記事では、アイレット株式会社「Chrome Enterprise Premium導入支援サービス」の提供を開始したことについて紹介しています。
目次
アイレット株式会社は、Google Cloud製品である「Chrome Enterprise Premium」の導入を包括的に支援する「Chrome Enterprise Premium導入支援サービス」の提供を開始しました。ブラウザ上で通信の検査・統制を行う設計により、通信経路の変更を伴わずに、組織内の「シャドーIT」「シャドーAI」の利用状況を可視化し、ポリシーに沿った制御を行える点を特徴としています。
背景
企業では、従業員が許可なく外部サービスやデバイスを利用する「シャドーIT」に加え、生成AIの普及に伴い管理外で利用される「シャドーAI」への対応が課題となっています。ネットワーク監視だけでは把握しづらい利用実態もあるため、利便性を損なわずに利用状況を把握し、適切に統制できる仕組みの整備が求められているとされています。
提供サービスの概要
本サービスは、Chrome Enterprise Premiumを「ブラウザをゼロトラストの起点」として活用し、以下の観点で導入・運用を支援するものです。
シャドーIT・シャドーAIの可視化と制御
・組織内で「誰が」「何を」利用しているかをブラウザレベルで把握します。
・URLフィルタリングや生成AIカテゴリへのアクセス制御に対応します。
・機密情報の入力・アップロード時にリアルタイムで遮断するDLP(データ損失防止)により、ポリシー違反の検知と情報漏洩対策につなげます。
運用負荷の抑制
通信経路の変更を行わず、ユーザーが入力・アップロードするタイミングでブラウザ上で判定する方式を採ることで、ネットワーク構成変更や証明書起因のトラブルを回避し、情シス担当者の運用負荷低減を狙うとしています。
脅威対策の強化
Googleのセーフブラウジング機能により、マルウェアやフィッシングなどの脅威からユーザーをリアルタイムで保護すると説明しています。
利用料金
・導入費用:別途見積もり
・ライセンス費用:1ユーザーあたり月額6ドル
(参考)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000432.000009999.html

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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