ワイモバイル(Y!mobile)は法人契約が可能!メリットやデメリット、料金プランを徹底解説
ワイモバイル(Y!mobile)は法人契約が可能!メリットやデメリット、料金プランを徹底解説
この記事では、ワイモバイル(Y!mobile)の法人契約に関するメリットやデメリット、料金プランなどを詳しく解説します。
目次
ワイモバイル(Y!mobile)は法人契約が可能
ワイモバイル(Y!mobile)は法人契約が可能です。法人契約では、個人契約とは異なる特性があります。
①法人向けの割引が適用される
法人契約では、個人向けサービスと同等のプランや取り扱い機種が提供されますが、法人向けの割引が適用されます。これにより、法人が複数のラインをまとめて契約する場合などにコスト削減が図れます。
割引内容については、後述します。
②ビジネスに役立つ豊富なオプションが用意されている
ワイモバイルでは、法人向けのニーズに応えるための豊富なオプションが用意されています。これには、通話やデータ通信量の制限や管理機能の充実などが含まれます。
ただし、法人契約の条件や申し込み方法は個人契約と異なる場合がありますので、事前に確認が必要です。特に、法人として契約できる条件については、商業登記をしていない個人事業主であっても、所得税青色申告決算書を提出していれば契約できる場合があります。一方で、PTAや地域会などの法人格を持たない任意団体の場合は契約できないことがありますので、注意が必要です。
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そもそも「法人契約」とは
「法人契約」とは、個人ではなく法人(企業や団体)がスマートフォンや携帯電話などの通信サービスを利用する際に、その法人の名義で契約を行うことを指します。通常、個人が利用する場合は自身の名前で契約を行いますが、会社や組織が利用する場合はその法人の名前で契約することになります。
法人契約の特徴としては、以下の3点が挙げられます。
1. 法人名義で契約
法人契約では、契約者として法人の名前が登録されます。これにより、法人の従業員やメンバーがその契約を共有して利用することが可能になります。
2. 料金体系の違い
法人契約では、一般的に個人契約とは異なる料金体系が適用されることがあります。特に、複数のラインをまとめて契約する場合には割引制度があり、通話料金やデータ通信料金が割引される場合があります。
3. 法人向けサービスの提供
法人契約では、ビジネスニーズに応えるための特別なサービスやオプションが提供されることがあります。これには、経費管理やセキュリティ機能の強化、管理者権限の設定などが含まれます。
個人事業主の場合でも、青色申告を行っている場合には「みなし法人」とみなされ、法人契約が可能です。青色申告とは、所得税法に基づき所得を算出する方法の一つであり、個人事業主が経営する事業の所得が一定の基準を満たす場合に適用されます。
法人契約をすることで、月額料金や通話料金が割引される場合があります。特に、複数のラインをまとめて契約することで割引が適用され、コストを節約することができます。また、法人契約には法人向けのサポートやサービスが充実していることも魅力の一つです。
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ワイモバイル(Y!mobile)の法人契約のプラン内容
ここからは、ワイモバイル(Y!mobile)の法人契約について、主に、「料金プラン」「割引特典」「オプションサービス」の3点を詳しく解説していきます。
料金プラン
ワイモバイル(Y!mobile)の法人契約には、主に「シンプルプランS/M/L」「ベーシックケータイプランSS」「Pocket WiFiプラン2(ベーシック)」の3つがあります。
【シンプルプランS/M/L】
プラン | 容量 | 通話 | 5G | 月額料金(税込) |
---|---|---|---|---|
シンプルS | 3GB | 従量制20円/30秒 | 対応 | 2,178円 |
シンプルM | 15GB | 従量制20円/30秒 | 対応 | 3,278円 |
シンプルL | 25GB | 従量制20円/30秒 | 対応 | 4,158円 |
※ 法人契約割引(2回線以上契約時)が適用されます。割引額は月額料金から-770円(税込)です。
・シンプルプランS
月額料金2,178円で利用可能なデータ量は3GBです。このプランは、メールやウェブの閲覧など、基本的なデータ通信を行う方に適しています。データ量が少ないため、メール中心の業務や軽いウェブサイト閲覧に適しています。
・シンプルプランM
月額料金3,278円で利用可能なデータ量は15GBです。このプランは、データ通信を多く利用する法人ユーザーや、クラウド上でのファイルの管理・ダウンロードなど、中容量のデータを扱う方に向いています。また、出先でのテザリングやビジネス用途での動画視聴など、より多くのデータ通信を必要とする場面でも対応可能です。
・シンプルプランL
月額料金4,158円で利用可能なデータ量は25GBです。このプランは、データ通信量が多いユーザーや、パソコンを頻繁に使用する方、またはテザリング中にビデオ会議を行うなど、高速で安定した通信が求められるビジネス環境に適しています。大容量のデータを扱う際にも安心して利用できます。
【ベーシックケータイプランSS】
このプランは、ガラケーを利用する法人ユーザー向けのプランです。月額料金は1,028円で、データ通信を利用する場合は別途「ベーシックパック」や「パケット定額サービス」に加入する必要があります。基本的な通話やメールのみを利用する方に適しています。
※2024年5月現在、新規申し込みの受付は終了しています。
【Pocket WiFiプラン2(ベーシック)】
モバイルWi-Fiルーター専用のプランで、月額料金は4,066円で利用可能なデータ量は7GBです。データ通信量が多い場合は、アドバンスオプションを追加することで制限なしの無制限データ通信プランに変更することができます。出先でのモバイルオフィスや、グループでのビジネス活動に便利なサービスです。
割引特典
ワイモバイル(Y!mobile)では、割引特典として「法人契約割引2」を展開しています。
法人契約割引2は、同一請求内で「シンプル2 S/M/L」などを2回線以上契約すると適用される割引です。この割引により、割引対象の回線からそれぞれ957円(税込)/月割引が受けられます。
適用プラン
・シンプル2 S/M/L
・スマホベーシックプランS/M/R/L(タイプ1)
割引額
・957円(税込)/月
適用条件
・同一請求内で2回線以上の契約が必要
まず第一に、同一請求内での2回線以上の契約により、月額料金から957円(税込)/月割引を受けることができます。この割引は、法人ユーザーにとって月額費用を削減する大きなメリットです。さらに、この割引は初回の契約から適用されます。個人向けの割引では、家族割引の場合には1回線目が割引対象外であるのに対し、法人契約割引2では初回の契約から割引を受けることができます。また、10回線以上の大規模な契約にも適用されるため、多数の回線を契約する法人にとっても有利です。さらに、既存の法人契約ユーザーも引き続き割引を享受できるため、継続的な割引の確保が可能です。
一方で、割引適用月には注意が必要です。手続き完了の当月は基本的に日割りでの割引適用となりますので、契約月によっては割引額が変動する可能性があります。公式サイトなどで最新情報を確認することが重要です。また、割引の適用条件として、同一請求内で2回線以上の契約が必要です。契約条件を満たしていない場合は割引が適用されませんので、契約時に条件を確認することが重要です。
オプションサービス
ワイモバイルの法人契約では、さまざまなオプションサービスが提供されています。ここからは、オプションサービスについて詳しく紹介していきます。
【通話オプション】
通話オプションでは、以下の2つのプランが提供されています。
①だれとでも定額+
このオプションに加入すると、10分以内の国内通話が無料で利用できます。月額料金は880円です。このプランでは、あらかじめ指定された無料通話時間内であれば、どの番号にでも通話が可能です。
②スーパーだれとでも定額+
このオプションでは、国内通話がかけ放題になります。月額料金は1,980円で、制限なく国内のどの番号にでも通話が可能です。
これらの通話オプションには、留守番電話サービス、割込通話、グループ通話、一定額ストップサービスなどの追加サービスが無料で提供されます。
【データ増量オプション】
データ増量オプションは、月額550円で利用できます。これにより、通常のプランに含まれるデータ通信容量が増量されます。例えば、Sプランでは追加で2GB、Mプランでは5GB、Lプランでは5GBの増量が可能です。
・Sプラン:4GB → 6GB
・Mプラン:20GB → 25GB
・Lプラン:30GB → 35GB
【ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント(MDM)】
MDMサービスは、複数のスマートフォンやタブレットを一元管理できるサービスです。これにより、企業は私的利用の防止、セキュリティ対策、遠隔ロック/データ消去などの機能を活用できます。さらに、導入支援サービスや紛失時リカバリーサービスなどのオプションも利用できます。利用料金はデバイスごとに異なり、月額330円から440円までとなっています。
また、その他のオプションサービスとしては、故障安心パックプラス、利用明細サービス、Bizコンシェル、請求書発行サービス、一定額お知らせメールなどがあります。これらのサービスは、法人契約をより便利で効率的にするための補助的なサポートを提供しています。
ワイモバイル(Y!mobile)の法人契約のメリット
ここからは、ワイモバイル(Y!mobile)の法人契約のメリットをみていきましょう。
ソフトバンク回線と同等の通信品質
Y!mobileはソフトバンクと同じ通信回線を利用しています。一般的な格安SIMと異なり、ソフトバンクのサブブランドであるため、通信制限を心配する必要がありません。
2回線以上契約で割引
法人契約では、2回線以上の契約で全回線に対して770円の割引が適用されます。条件は同一請求先にまとめるだけなので、複数の回線を契約することで割引を受けられます。
シンプルプランM/Lではデータ超過後も通信可能
シンプルプランM/Lでは、指定のデータ量を超過しても最大1Mbpsの速度で通信が可能です。これは大手通信会社の50GB以上の大容量プランでなければ提供されていない速度です。
未使用データ量の繰越し
当月に使わなかったデータ量は翌月に繰り越せます。ただし、繰り越したデータ量は翌月末で消失するため、2ヶ月連続でデータ量が少ない場合はプランの見直しが必要です。
これらのメリットを考慮すると、ワイモバイルの法人契約は通信品質の安定性や割引制度、柔軟なデータ利用が可能な点で魅力的です。
ワイモバイル(Y!mobile)の法人契約のデメリット
最後は、ワイモバイル(Y!mobile)の法人契約のデメリットを紹介していきます。
無制限の料金プランがない
Y!mobileには無制限の料金プランがなく、データ量は小〜中容量がメインです。大容量プランを希望する法人はソフトバンクでの契約を推奨されるため、動画の編集や画像を多く使った資料の送受信など、大容量のデータ利用が必要な場合には向かない可能性があります。
留守番電話の再生に通話料が発生
留守番電話サービスは無料ですが、再生には通話料が発生します。通話料は一般の料金と変わらず30秒あたり22円かかります。通話定額オプションに加入していても料金が発生するので注意が必要です。
ハイエンドモデルの機種が古い
法人契約で利用できる機種は、10万円以上のハイエンドモデルと10万円未満のミドルモデルに分かれています。しかし、ハイエンドモデルはiPhone12のみであり、2年前に発売されたものです。高機能を求める方にとっては別途購入が必要となるかもしれません。
オンライン申し込みの場合、受け取りまでに時間がかかる
オンライン申し込みを行った場合、商品を受け取るまでに2〜3週間かかることがあります。急いで利用を開始したい場合は、ショップ窓口での申し込みがおすすめされます。ただし、在庫不足により待ち時間が長くなる可能性もあるため、事前に確認が必要です。
IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。 DXHUB株式会社 https://dxhub.co.jp/ 京都本社 〒600-8815 京都府京都市下京区中堂寺粟田町93番地KRP6号館2F 東京オフィス 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-25-5 BIZ SMART代々木 307号室
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