【TOPPANデジタル】スマートフォンで確認できる「りんご向けコンパクト選果機」を開発
【TOPPANデジタル】スマートフォンで確認できる「りんご向けコンパクト選果機」を開発

この記事では、TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANデジタル株式会社が開発したりんごの蜜入り・内部褐変・糖度が可能な「りんご向けコンパクト選果機」について紹介しています。
TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANデジタル株式会社は、りんごの蜜入り・内部褐変・糖度を判定可能な「りんご向けコンパクト選果機」を開発しました。
コンパクトな選果機でスマートフォンからデータを簡単に確認できます。
また、本選果機の使い勝手と精度に関する実証実験が、2024年12月から1月までの約1ヶ月間、長野県飯綱町のりんご農家を対象に実施されました。
今後TOPPANデジタルは、飯綱町りんご農家の意見をもとに本選果機の使い勝手や精度向上の改良を行い、2026年下半期までの提供開始を目指すとのことです。
りんご向けコンパクト選果機が解決する課題
これまで産地直送でりんごを発送する際農家が目視で、内部を判断していましたが、見た目だけで状態を判断するのは困難でした。一方で、一般的なりんご選果機は高価で大型であるためコストや扱いやすさの点で導入が難しい状況でした。
リンゴ向けコンパクト選果機によって内部の蜜入り・糖度・内部の痛み(内部褐変)をスマートフォンから確認でき、消費者からのクレームのリスクを抑えることが可能になります。
りんご向けコンパクト選果機の特徴
・蜜入り・内部褐変・糖度の判定
ハロゲンランプと分光センサーを用いたTOPPANデジタル独自の技術によりりんごの蜜の有無・内部褐変の有無・糖度の3つの判定が可能。
・スマートフォンから戦果状況をリアルタイムで確認
「りんご向けコンパクト選果機」とスマートフォンはBluetoothで接続可能で、アプリ上でリアルタイムに確認可能。得られたデータはクラウド上で保存され、専用アプリ上でグラフを確認できます。
スマートフォンで確認できるため、ディスプレイを用意する必要がありません。


今後の展望
TOPPANデジタルは、今後も実証実験などを通じて「りんご向けコンパクト選果機」の装置改良・サービスラインの立ち上げを進め、2026年下半期までの提供開始を目指すとのことです。
(参考)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001579.000033034.html

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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