【LiLz】ガスや粉塵エリアにも設置可能な業界初の防爆対応IoTカメラを発売
【LiLz】ガスや粉塵エリアにも設置可能な業界初の防爆対応IoTカメラを発売

この記事では、LiLz株式会社が販売を開始した、業界初の防爆対応IoTカメラ「LC-EX10」について紹介しています。
LiLz株式会社は、業界初※となる防爆対応の完全無線型IoTカメラ「LC-EX10」を2024年9月18日に発売開始します。この新製品は、ガスや粉塵が存在する危険なエリア(Zone2/Zone22)でも使用可能で、電源やネットワークの工事が不要なため、設置が簡単で運用が容易です。
※業界初=自社調べ
■LC-EX10の特徴
「LC-EX10」は、LiLzの最新モデルであり、低消費電力設計により約3年間の連続動作が可能です。さらに、高感度イメージセンサーを搭載しており、従来のLiLz Camシリーズと同等以上の性能を持っています。このカメラは、10分に1回から1日に1回までの範囲で撮影頻度を調整でき、現場の巡回点検を大幅に効率化します。
(参考)LC-EX10:完全無線型防爆IoTカメラ | LiLz株式会社(リルズ)
■LC-EX10の仕様
プロダクト名: LiLz Cam-Ex
モデル名: LC-EX10
外形寸法: W130.2 x H156.0 x D26.1mm(本体のみ)
重さ: 約530g
通信方式(Uplink): LTE Cat.1
防爆記号(JPEx):
Ex ic IIC T6 Gc
Ex ic IIIC T85℃ Dc
電源: リチウムイオン二次電池
定格: 電池式、Um = 12V
使用温度範囲: -20℃〜60℃
使用湿度範囲: 20%〜80%
また、LiLzが提供するクラウドサービス「LiLz Gauge(リルズゲージ)」と組み合わせることで、防爆エリアの設備状態を非防爆エリアから簡単にモニタリングでき、保全活動を効率化します。

■開発の背景と展望
LiLzの大西社長は、「防爆エリアで使用できるカメラの要望を受け、約3年の開発期間を経て『LC-EX10』を完成させました。このカメラは、石油化学プラントや化学プラントなどの防爆エリアでのDX活動を強力にサポートする製品です」と述べています。また、ガスエリアだけでなく、粉塵エリアでも利用できる本質安全防爆構造であるため、幅広い業界での活用が期待されています。さらに、今後は海外展開も視野に入れて準備を進めています。
■「LiLz Cam(リルズカム)」とは
電源・ネットワーク工事不要で簡単に現場に設置できる点検専用のIoTカメラです。「10分に1回」から「1日に1回」など、スケジュールを自由に設定し、現場の点検対象を定点で間欠撮影、LTE通信でクラウドにアップロードし、リモート点検が可能になります。
■「LiLz Gauge(リルズゲージ)」とは
アナログメーター値の自動読み取りが可能なクラウドベースの点検AIソリューションです。機械学習および画像処理を活用して、画像からアナログメーターの値を高精度でデジタル値に変換できます。あらゆる点検シーンに対応するために、円型・矩形型・カウンター型・ナナセグ型・レベル型・フロート型・ランプ型と7種類の計器の読取りに対応。同じ画像内に計器が写っていれば、複数計器の一括読取りも可能です。API連携にも対応し、柔軟かつ幅広い応用が可能です。

■LiLz株式会社について
LiLz株式会社は、AIとIoT技術を活用したソリューションを提供しており、沖縄県宜野湾市に本社を構えています。2017年に設立され、AIを活用したリモート点検やデジタル化の推進に取り組んでいます。
(参考)LiLz株式会社
(参考)LiLz、業界初*の防爆対応IoTカメラを発売開始

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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