【ソラカメ】有線LAN対応の新アダプターを発表!設置環境や用途に応じた選択肢を拡充し、より安定したクラウドカメラ運用が可能に
【ソラカメ】有線LAN対応の新アダプターを発表!設置環境や用途に応じた選択肢を拡充し、より安定したクラウドカメラ運用が可能に
この記事では、株式会社ソラコムが提供を開始した、クラウドカメラサービス「ソラカメ」に対応した「ATOM Cam 2 専用 LANアダプター」について紹介しています。
株式会社ソラコムは、クラウドカメラサービス「ソラカメ」に対応した「ATOM Cam 2 専用 LANアダプター」を2024年8月26日より提供開始しました。これにより、Wi-Fiだけでなく、有線LANを利用した接続も可能となり、設置場所や使用環境に応じたより安定した通信環境での利用が可能となります。
■「ソラカメ」の概要
「ソラカメ」は、手軽に設置できるWi-Fiカメラを使って、クラウド上で録画を保存・管理できるサービスです。電源とWi-Fi環境さえ整っていれば、専用のスマートフォンアプリを使って約3分で初期設定が完了し、カメラのライブ映像や録画内容を即座に確認できます。また、APIの提供により、カメラ映像を他のシステムと連携したり、クラウド上のAIアルゴリズムと組み合わせた活用も可能です。
このサービスは、その手軽さとコストパフォーマンスの高さから、スーパーマーケットなどの小売店舗や、工場や建設現場などでのリモート監視用途として広く採用されています。
■新たに提供される「LANアダプター」の特徴
今回発表された「ATOM Cam 2 専用 LANアダプター」は、ソラカメを有線LANでも利用できるようにするアクセサリーです。これにより、特に以下のような環境下で、より安定した通信が求められる場合に有効です。
工場現場での利用
機械や設備が発するノイズがWi-Fi通信に干渉する可能性がある環境。
Wi-Fi電波が弱い設置場所
店舗内でWi-Fi電波が届きにくい場所や、電波強度が不安定なエリア。
Wi-Fi電波の干渉が多い環境
多数のWi-Fiルーターが設置され、電波が混線しやすい環境。
アクセスポイントの負荷が高い場合
複数のデバイスが一つのWi-Fiアクセスポイントに集中して接続する環境。
このアダプターの導入により、これらの課題を解決し、より安定した接続を実現することで、スムーズな映像監視が可能になります。
■製品情報と購入方法
提供開始日:2024年8月26日
価 格:2,530円(税込)
購入方法 :SORACOM IoTストア、またはSORACOMユーザーコンソールから購入可能
対応機種 :「ソラカメ」対応カメラのうち、「ATOM Cam 2」のみに対応
■ソラコムクラウドカメラサービス「ソラカメ」
「ソラカメ」は、設置の容易なWi-Fiカメラでクラウド録画を利用できるカメラサービスです。
<特徴>
・ iOS/AndroidスマートフォンアプリとWi-Fiがあれば利用をはじめられる
・映像を常時録画しクラウド上に保存する「クラウド常時録画」と、動きや音などの変化をカメラが検知した場合に短時間の動画を保存する「クラウドモーション検知”無制限”録画」の2種類のライセンスで、7日、14日、30日間の保存期間を選択できる
・ライブ映像を無制限で視聴・ダウンロードできる「ライブ視聴見放題」機能
・カメラの管理や、映像をシステムやクラウドに連携するためのAPIも提供
ソラコムは、IoTの利便性を広く社会に浸透させることを目指し、パートナー企業と連携しながらビジネスや社会のイノベーションに貢献していきます。
(参考)ソラカメ
(参考)ソラカメ、有線LAN接続を可能にするLANアダプターを提供開始 | 株式会社ソラコムのプレスリリース
IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。 DXHUB株式会社 https://dxhub.co.jp/ 京都本社 〒600-8815 京都府京都市下京区中堂寺粟田町93番地KRP6号館2F 東京オフィス 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-25-5 BIZ SMART代々木 307号室
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