【CareMaker】訪問看護・介護のDXを推進する「CareMaker」ダッシュボード機能を追加しアップデート
【CareMaker】訪問看護・介護のDXを推進する「CareMaker」ダッシュボード機能を追加しアップデート
この記事では、株式会社CareMakerが運営する、訪問看護・介護事業所向けスケジュール管理クラウド「CareMaker(ケアメーカー)」に新たにダッシュボード機能が追加されたことについて紹介しています。
「CareMaker(ケアメーカー)」を運営する株式会社CareMakerは、更なる利便性と事業所運営における生産性向上のため、自社開発の経営管理クラウドにダッシュボード機能を追加したことを発表されました。
CareMakerは、訪問看護・介護事業所向けスケジュール管理クラウドです。このダッシュボード機能の追加により事業所はもちろん、スタッフ別の移動・訪問生産性を可視化・分析することができるようになり、より生産性の高い事業所運営が可能になります。その結果として、一人でも多くの方を看る機会が最大化され、訪問看護・介護サービスの経営改善に繋げます。
■アップデートの背景
訪問看護・介護サービスは、業務特性上、お客様へのケアの他に訪問するための移動時間など、ケアとは関係のない間接業務が生じることから、その業務の比率を下げる必要があります。
これまでCareMakerでは、AIを活用したスケジュールの自動作成と間接業務や移動時間を可視化することで一人あたり・事業所あたりの稼働率向上に貢献しています。一方、導入企業においては、訪問件数やサービス内容、スタッフ一人あたりの訪問時間数など、サービス提供状況の分析はExcelなどで個別集計・管理をする必要がありました。そのため、正確な数値を元に月初に稼働計画を立て、事業所の稼働状況を把握したいと考えるものの、月の中旬まで集計分析に時間がかかってしまうという課題がありました。今回のアップデートにより、日々のサービス提供状況を常に可視化・分析できるダッシュボード機能を拡充し、人手不足の中で必要なケアが一人でも多くの方に行き届くために、事業者の更なる稼働率・生産性の向上を目指します。
■「経営管理クラウド」の特長
・売上に関わる月毎の総ケア時間や平均ケア時間など、推移が確認できる
・訪問件数・訪問時間を、スタッフ別・サービスコード別等で表示することで訪問生産性がわかる
・事業所全体のキャンセル件数や新規利用者受け入れ数、特別指示書枚数など事業所の稼働状況に影響を与える数値がわかる
・スタッフごとの業務実態から適切な評価・改善に繋がる
今回リリースした「経営管理クラウド」は、CareMaker内で登録されているスケジュールから訪問実績を自動集計し、事業所やスタッフごとの稼働状況を瞬時に見える化が可能です。このことから、定量的に稼働状況を把握し日々の経営判断を行い生産性を更に改善することができます。
厚生労働省の調査によると、60%以上の国民が「自宅で療養したい」と回答しているにも関わらず、実情は13.4%にとどまっており(※1)、さらに2025年から2040年にかけて急速に高齢化が進み、看護・介護人材は圧倒的に不足するとされています。労働人口と生産性の双方の乖離を改善するため、CareMakerでは生産性の向上に着目し、「経営管理クラウド」による稼働・訪問生産性の分析結果から、「スケジュール自動作成」機能や「地域連携クラウド」を併せて利用するなど、各種アプリケーションの連携を強化し業務の効率化と稼働率の最大化をワンストップで行い、更なるサービス提供事業者の経営改善を支援していきます。
(参考)(※1)出典:厚生労働省|在宅医療の最近の動向
■訪問スケジュール管理クラウド「CareMaker」について
「CareMaker(ケアメーカー)」は、訪問看護・介護に特化したAIによる訪問スケジュール管理クラウドです。訪問ルートや希望条件を考慮してスケジュールを自動で最適化できるAIを搭載。作成業務に必要な時間削減に加え、スタッフの移動効率化を通じた稼働率の向上までサポートします。
(参考)サービスサイト|CareMaker
(参考)訪問看護・介護のDXを推進するCareMaker、移動や訪問生産性を常に見える化する「経営管理クラウド」を刷新
IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。 DXHUB株式会社 https://dxhub.co.jp/ 京都本社 〒600-8815 京都府京都市下京区中堂寺粟田町93番地KRP6号館2F 東京オフィス 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-25-5 BIZ SMART代々木 307号室
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