【最新情報】iPhone14で注目のIoT関連機能「衝突事故検出」を紹介
【最新情報】iPhone14で注目のIoT関連機能「衝突事故検出」を紹介
日本時間2022年9月8日午前2時から開催されたAppleイベント「Far Out」にて、最新版となるiPhone 14シリーズが発表されました。 毎年、8月から9月の時期になると新型のiPhoneやApple製品が発表され、新しいモデルや新機能などが搭載されます。 本記事では、iPhone 14シリーズで新たに追加されたIoTに注目の「衝突事故検出」機能について詳しく紹介します。
目次
iPhone 14で注目のIoT機能「衝突事故検出」
Appleは、公式動画にて、「iPhone 14 シリーズには、衝突事故検出機能がつき、車の激しい衝突を検知して、自分が助けを呼べない時でも自動的に助けを呼ぶことができる新しい安全機能」として紹介しています。
また、自動的に助けを呼ぶには、「携帯電話接続」または「Wi-Fi Calling」を使用します。
衝突事故検出機能は、最新のApple Watch(Apple Watch Ultra / Apple Watch Series 8 / Apple Watch SE)にも搭載されました。
https://www.apple.com/jp/watch/
この衝突事故検出は、2020年3月にGoogle Pixel 2/3/4向けの新機能として搭載されていた機能を今回Appleが採用した形となりました。
https://support.google.com/pixelphone/answer/7055029
iPhone 14が自動車での重大な衝突事故を認識する仕組み
Appleでは、iPhone 14シリーズから下記6つのデータを用いて衝突事故検出を行なっています。
①速度の急激な変化
最新の高重力加速度センサーが、最大256Gの急加速や急減速を検知します。
②方向の急激な変化
ハイダイナミックレンジジャイロスコープが、車の向きが突然変化したことを検知します。
③衝突実験データ
前面衝突、後面衝突、側面衝突、横転の衝突実験を通じて開発した先進的なモーションアルゴリズムで、事故を認識します。
④車内の気圧変化
エアバッグが開いた時に生じる車内の気圧変化を、気圧計が検知します。
⑤衝突時の大きな音
衝突で発生する極端に大きな音をマイクが聞き取り、識別。あなたのプライバシーを守るために、すべての処理はiPhone上で行われます。
⑥過去の事故データ
衝突事故検出の精度を最大限に高めるために、一般公開されている衝突事故のデータを活用しました。
IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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