【IoT見守りシステム導入】新潟市西区で活用訓練「お守り」と「受信機」で児童の位置を記録
【IoT見守りシステム導入】新潟市西区で活用訓練「お守り」と「受信機」で児童の位置を記録

この記事では、新潟市西区で行われた「IoT見守りシステム導入の活用訓練」についてわかりやすく簡潔に紹介しています。
新潟市西区において、児童の安全を見守るためにIoT技術を活用したシステムが導入されています。このシステムの活用訓練が、7月21日に行われました。
新潟市西区の一部の小学校に導入されたのは、児童が身に着ける受信機とお守りです。お守りには児童の位置情報を発信する機器が内蔵されています。児童が受信機から30メートルから50メートルの範囲に入ると、その位置情報が記録される仕組みとなっています。
受信機は通学路の店舗や公共施設などに設置されており、1校あたり20か所に設けられています。これにより、児童の位置情報を効果的に把握することが可能となっています。
このシステムの有用性を確認するため、21日には児童が下校中に行方不明になった想定で捜索訓練が行われました。警察は受信機に記録された位置情報を頼りに、児童の足取りを追いました。
このようなシステムの導入背景には、2018年に新潟市西区で発生した児童の殺害事件があります。このシステムを通学路の安全・安心につなげることで、同様の悲劇を未然に防ぐ狙いがあります。
新潟西警察署の渡辺真明・生活安全課長は、「装置を活用することで具体的な位置が把握できるため、より確実かつ迅速な捜索が可能になると感じた」と述べています。
新潟市は今後2年間のうちに、西区のすべての小学校にこのシステムを導入する予定です。これにより、児童の安全をより一層確保し、安心して通学できる環境を整備する取り組みが進められていきます。
(参考)IoT活用の見守りシステム導入 “お守り”と“受信機”で児童の位置を記録 新潟市西区で活用訓練|県内ニュース|TeNYテレビ新潟

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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