自動水田除草ロボット「ミズニゴール」が2025年モデルのレンタル・販売開始し説明会を実施
自動水田除草ロボット「ミズニゴール」が2025年モデルのレンタル・販売開始し説明会を実施

この記事では、株式会社ハタケホットケが開発した自動水田除草ロボット「ミズニゴール」について解説しています。
株式会社ハタケホットケは、水田除草ロボット「ミズニゴール」の最新版でGNSS自動運転型の2025年モデルを提供開始しました。2026年の量産化に向けて、全国の農家のニーズ対応及び実証プロジェクトを進めるため、従来のレンタル提供と農家間のシェアリングの他、初となる販売提供を実施。2025年モデルの説明会を開催するとのことです。
ミズゴールとは
ミズゴールは後継者不足、耕作放棄地といった農業課題を解決するべく長野県で生まれた自動除草ロボットです。自動で水田を走り回り、田んぼの水を濁らせることで、稲の栄養を奪う雑草の光合成を遮り除草できます。


ハタケホットケの歴史
ハタケホットケは、2022年に長野県内の10カ所で、自治体や自然農法国際研究開発センターと実証実験を開始しました。翌年には全国30カ所に導入が拡大し、4年ぶりに開催された「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(旧:東京モーターショー)」では、“モビリティ産業を拡張・加速させる場“として実施された「Startup Future Factory」の中で地域創生の枠で選出されました。翌年の株式投資型クラウドファンディングを活用した資金調達では2時間で目標金額を達成。直近では、農林水産省が推進するみどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画の認定も取得。また、2025年3月に開催される日本雑草学会第64回大会にもブース出展を予定しています。
◆日本の農業課題とハタケホットケの詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000099207.html
◆走行動画: https://hhtk.jp/?fbclid=IwAR3pvXvhebcV0Aj-u92NgN3BxjNvzc59TN9U_jofV2Z2_cX7-GivTDOFFN0#section-24
2025年モデルでの改良点
・耐久、耐水性の向上
・軽量化、稲への影響の少ない車輪への変更
・自動運転のシステムの精度向上
GNSS計測器にて田んぼの形を測定しデータを保存することで自動運転を可能にします。

ミズニゴール2025年モデル説明会
ミズニゴール2025年モデルの製品及び地域サポーター制度のオンライン説明会の日程は以下の通りです。
①1月20日(月)10時〜
②1月24日(金)10時〜
③1月29日(水)10時〜
④1月31日(金)10時〜
⑤2月1日(土)10時〜
⑥2月5日(水)10時〜
製品概要
◆レンタル料金:
・ミズニゴール2025 GNSS版:¥330,000 (税込)
・ミズニゴール2024改 ラジコン版:¥198,000(税込)
※追加バッテリー、GNSS設定費用は別途発生
◆販売価格:
・ミズニゴール2025 GNSS版:¥880,000 (税込)
・預かり保守メンテナンスに加入が前提、2026年モデルへの無償アップグレード付
・1台あたりの抑草・除草能力:10時間の稼働で3ha
(※ 追加バッテリー使用。一般的には3〜5日おきの運用で9〜15haが対応可能)
・提供対象:全国の農家・農業組合・自治体・農業関係機関様
・提供台数:100台。(2025年モデル:50台、2024年モデル:50台)
※先着順で受付。予定数を上回った場合はキャンセル待ちとなります。
(参考)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000099207.html

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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