【YE DIGITAL】愛媛県南部で「スマートバス停」実証実験開始!地方バスの課題をDXで解決
【YE DIGITAL】愛媛県南部で「スマートバス停」実証実験開始!地方バスの課題をDXで解決

この記事では、宇和島自動車株式会社が運営するバス停において、株式会社YE DIGITALが提供している「スマートバス停」の実証実験について紹介しています。
2024年11月から、宇和島自動車株式会社が運営する「道の駅みま」バス停において、株式会社YE DIGITALが提供する「スマートバス停」の実証実験が開始されました。この取り組みは、愛媛県南部の交通網を支える宇和島自動車が、地域交通の課題解決を目指してデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する一環です。
■地方バスの抱える課題をDXで解決
地方のバス業界は現在、「労働力不足」「乗客数の減少」「燃料費の高騰」など深刻な課題に直面しています。特に労働力不足により路線の休廃止が相次ぎ、公共交通の維持が大きな課題となっています。
今回導入される「スマートバス停」は、次のような課題解決が期待されています。
・時刻表のデジタル表示で張り替え作業を不要にし、人員負担を削減
・効率化された運行管理で迅速な対応が可能に
■宇和島自動車の取り組みと「スマートバス停」の役割
宇和島自動車は、愛媛県南部を中心に高知県まで広がる2県9自治体、150km以上に及ぶ路線網を管理しています。この広域な交通網を維持する中、労働力不足や運行業務の負担軽減が重要な課題となっています。
「道の駅みま」バス停は、積雪や事故による運行障害が発生しやすい「宇和島バスセンター~松山間」に位置する重要な拠点であり、今回の実証実験では以下の点を検証します。
・労働力不足の解消
・運休や遅延時の迅速な対応の実現
■実証実験の概要

期間:2024年11月~3ヶ月間
場所:道の駅みまバス停(愛媛県宇和島市三間町務田)
使用モデル:省電力型「楽々モデル」(Type-D、電子ペーパー採用)
特徴
・乾電池駆動で電源供給が難しい場所でも設置可能
・13.3インチ電子ペーパーで省エネかつ視認性を確保
・専用金具で簡単に取り付け可能(作業時間約30分)
YE DIGITALは、地域の課題に応じたサービス提供を通じて交通の利便性向上に貢献し、活気ある街づくりを支援しています。今後もデジタル技術を活用した地方交通の最適化が進むことで、持続可能な地域社会の実現が期待されています。
(参考)YE DIGITAl
(参考)愛媛県南部で「スマートバス停」実証!DXで地方バスの課題解決を目指す | 株式会社YE DIGITALのプレスリリース

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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