【アイリスオーヤマ】物流2024年問題に対応した「車番認証カメラ」を発売
【アイリスオーヤマ】物流2024年問題に対応した「車番認証カメラ」を発売
この記事では、アイリスオーヤマ株式会社が販売を開始した、車両ナンバーを認識し、管理システムと連携する「車番認証カメラ」について紹介しています。
アイリスオーヤマ株式会社が、物流業界が直面する「物流2024年問題」に対応するため、車両ナンバーを認識し、管理システムと連携する「車番認証カメラ」を発売しました。このカメラは、物流センターやトラックターミナルでの積み下ろし作業を効率化するために開発され、バース管理システムやLED表示板との連携(※)が可能です。
※バース管理システムやLED表示板との連携はオプションです。
■物流2024年問題とは
2024年4月から適応された「物流2024年問題」とは、経済産業省、農林水産省、国土交通省が、物流効率を向上させるために、荷待ち時間や荷役作業時間を計2時間以内に収めること(※)を求めているものです。この課題に対応するため、物流業界ではDX(デジタルトランスフォーメーション)の導入が加速しています。
※経済産業省・農林水産省・国土交通省「物流の適正化・生産性向上に向けた荷主事業者・物流事業者の取組に関するガイドライン」(2023年6月)
■導入の背景
アイリスオーヤマは、2020年からAIカメラ事業に参入し、セキュリティや効率化を目指した製品を提供しています。また、自社工場では、自動倉庫とコンベアを活用した効率的な物流システムを導入済み(※)で、生産性向上に成功しています。このノウハウを物流業界全体に応用することで、課題解決を目指します。
※大河原工場(宮城県)、つくば工場(茨城県)、米原工場(滋賀県)、鳥栖工場(佐賀県)、埼玉工場(埼玉県)に導入済。2024年に三田工場(兵庫県)にも導入予定。
■新商品の特長
1. 車両ナンバーの自動認識と滞在時間の計測
車両ナンバーを自動で読み取り、滞在時間をバース管理システムに記録。これにより、荷待ち時間や作業時間の可視化・効率化を実現します。
2. LED表示板との連携で業務負担を軽減
車両ナンバーを事前登録することで、LED表示板に次の作業指示を表示。これにより、受付や案内業務が不要となり、関係者やドライバーの負担を軽減します。
■「車番認証カメラ」のメリット
業務効率化
ナンバー認識によるスムーズな作業進行。
コスト削減
カメラ設置だけで利用可能なシンプルな構造。
安全性向上
未登録車両の検知機能により、不審車両の特定が可能。
(参考)車番認証カメラ | 製品情報 | AIカメラ・セキュリティカメラ事業 | アイリスオーヤマ
(参考)物流2024年問題対策 バース管理システムやLED表示板と連携(※1)できる「車番認証カメラ」発売
IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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