【IT FORCE】自治体向けDXソリューション『監査くん』リリース、監査効率化と利用者の生活向上を支援
【IT FORCE】自治体向けDXソリューション『監査くん』リリース、監査効率化と利用者の生活向上を支援

この記事では、IT FORCE株式会社が提供を開始した、自治体の指導監査業務を効率化するDXソリューション『監査くん』について紹介しています。
IT FORCE株式会社は、自治体の指導監査業務を効率化するDXソリューション『監査くん』をリリースされました。このツールは、監査業務をオンラインで一元管理することで、自治体職員や福祉施設の負担を軽減し、監査実施率の向上や施設利用者の生活の質向上に寄与することを目的としています。
■開発の背景
『監査くん』は、大阪府福祉総務課との実証実験を通じて開発されました。紙ベースの監査業務が主流の自治体において、監査業務の効率化は急務とされています。例えば、令和3年度の指導監査実施率は69.9%と100%に達しておらず、適切な監査が行われていない施設がある現状です。この状況を改善し、福祉施設利用者の安全を守るため、『監査くん』はDX化を推進しています。
■『監査くん』が解決する課題
現在、多くの自治体では福祉施設(特別養護老人ホームや保育所など)への指導監査が紙ベースで行われています。この方法では全施設を網羅することが難しく、監査実施率が十分に達していない現状があります。『監査くん』は、監査履歴のデータベース化やチェックリストの自動生成を通じて、監査業務を効率化します。これにより、監査実施率の向上と事故リスクの低減を実現します。
■『監査くん』の特徴
1. 優先度の高い施設への効率的な監査計画
・過去の監査履歴を活用し、監査が必要な施設を優先的に計画可能
・違反可能性の高い施設を優先的に監査することで事故リスクを抑制
2. 法令改正や事業別項目に柔軟対応
・チェックリストはマスタ情報から自動生成、法令改正や事業ごとの差異にも簡単に対応
3. 初心者担当者をサポート
・監査結果に基づき施設指導の候補項目を提示、指導経験の少ない職員でも対応可能
4. 高いセキュリティと拡張性
・Salesforceをベースに開発され、セキュリティとメンテナンス性が充実、AppExchangeから導入可能

■料金プラン(税別)
・管理者:月額10,000円/名
・監査員:月額7,500円/名
・外部ユーザー:月額300円/名
※年間契約制
■関連サービス例
・介護タクシー予約アプリ『よぶぞー』
・アルコールチェック管理『セーフくん』
・子ども見守りサービス『きっずなび』
(参考)IT FORCE株式会社
(参考)自治体向け指導監査DXソリューション『監査くん』2024年10月23日リリース開始

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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