【FLIE】次世代スマート入退室管理サービス「Smaview 2.0」、2024年9月に提供開始
【FLIE】次世代スマート入退室管理サービス「Smaview 2.0」、2024年9月に提供開始

この記事では、株式会社FLIEが提供を開始した、スマートフォン1台でオートロックや玄関ドアの解錠が可能となり、鍵が必要なすべてのシーンに対応した、次世代スマート入退室管理サービス「Smaview 2.0」について紹介しています。
株式会社FLIEは、2024年9月10日、新しいスマート入退室管理サービス「Smaview 2.0」をリリースしました。これまでの「Smaview」を大幅にアップデートしたこのサービスは、スマートフォン1台でオートロックや玄関ドアの解錠が可能となり、鍵が必要なすべてのシーンに対応。管理者は物件の入退出をリアルタイムで一元管理でき、より安全で効率的な運用を実現します。
■サービスの背景と進化
従来の「Smaview」は、不動産売買プラットフォーム「FLIE」に掲載された物件を内見する際、専用アプリをダウンロードして鍵を解錠する必要がありました。しかし、このプロセスは利用者にとって手間がかかり、管理者も内見者の出入りをリアルタイムで把握できないという課題がありました。これらの問題を解決するため、「Smaview 2.0」では以下の点が改善されました。
アプリのダウンロード不要
スマートフォンのWebアプリケーションから直接オートロックの解錠が可能。
リアルタイムの入退出管理
すべての出入り情報が「Smaview Cloud」に連携され、管理者はリアルタイムで入退出を把握可能。
幅広いユースケースに対応
物件の内見に限らず、マンスリーマンションの管理や施工現場、倉庫・物流センターなどさまざまなシーンで利用可能。
■「Smaview 2.0」の主な機能と特徴
<エンドユーザー向け>
スマートフォンのWebアプリから簡単にエントランスや玄関のドアを解錠できます。内見予約後、指定されたURLにアクセスし、画面の指示に従ってアイコンをタップするだけで操作が完了します。専用アプリをインストールする必要がなく、誰でも直感的に 利用可能です。

解錠の流れ
<導入企業向け>
物理鍵の管理が不要に
物理鍵の管理に伴う手間とコストが大幅に削減され、セキュリティも向上します。実証実験では、参画企業から「業務時間が約30%削減」「生産性が約1.5倍に向上」との報告がありました。
簡単取り付け
機器の取り付けに工事は不要で、最短10分で設置が可能。オートロック共用部や部屋内の設備もすぐに使えるようになります。
リアルタイムの入退室管理
「Smaview Cloud」によって、誰がいつ入退室したかが詳細に管理されます。これにより、不正利用の防止や迅速なトラブル対応が可能になり、企業の管理コストが削減されます。

「Smaview Cloud」管理画面
■様々なシーンでの利用例
セルフ内見
内見予約は24時間365日対応可能で、営業担当者が同行する必要がありません。これにより、売主側は業務効率化を図りながら、機会損失を防ぐことができます。

マンスリーマンション管理
物理鍵の紛失リスクがなくなり、入居者も管理者も快適で安全な運営が可能です。Webアプリによる解錠やリアルタイムの入退室管理により、運営の効率化とコスト削減を実現します。

施工管理
鍵の受け渡しを省略でき、複数の作業員がスマートフォンを使ってスムーズに入退室できます。また、スマートフォンを持っていない場合でも、暗証番号で解錠できるデバイス「Smaview Touch」を利用できます。

■料金プラン
「Smaview 2.0」は、以下の3つのプランを提供しています。
ライトプラン(5,980円/月 税込)
基本的な入退室管理システムの利用と機器メンテナンス保証。
ベーシックプラン(6,980円/月 税込)
ライトプランに加え、暗証番号・ICカード認証や指紋認証が利用可能。
プレミアムプラン(7,980円/月 税込)
ベーシックプランの機能に加え、さらなるカスタマイズが可能。
■導入実績と今後の展望
「Smaview 2.0」は開発段階での実証実験を経て、すでに株式会社インテリックスが所有する首都圏の販売物件50件に導入されており、サービス提供とともに運用を開始しています。今後は住宅物件に限らず、物流センターやオフィスビル、ラストワンマイルの配達など、より多様なユースケースに対応し、社会課題の解決にも貢献していく予定です。
たとえば、配達先が不在でオートロックが問題となるシーンでの「置き配」機能など、FLIE独自の技術を活用して、入退室管理にとどまらないIoTプラットフォームとして進化を続けます。
(参考)詳細は「Smaview 2.0」の公式ページをご覧ください|Smaview 2.0
(参考)鍵が必要なあらゆるシーンに、新しいキーレス社会の実現を目指す|次世代のスマート入退出管理サービス「Smaview 2.0」 2024年9月提供開始 | 株式会社FLIEのプレスリリース

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
関連記事

ニュース
スマート農業
この記事では、株式会社ハタケホットケが開発した自動水田除草ロボット「ミズニゴール」について解説しています。
2025-01-23
2min

ニュース
AI
この記事では、株式会社ぐるなびが開発したAIで新たなお店と出会えるアプリ「UMAME!(うまみー!)」について紹介しています。
2025-01-23
1min

DX
ニュース
この記事では、TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANデジタル株式会社が開発したりんごの蜜入り・内部褐変・糖度が可能な「りんご向けコンパクト選果機」について紹介しています。
2025-01-21
1min