【東芝テック・TTG】無人決済店舗システムを蓼科のエネオスSSに導入
【東芝テック・TTG】無人決済店舗システムを蓼科のエネオスSSに導入

この記事では、東芝テック株式会社と株式会社TOUCH TO GOがエネオス蓼科サービスステーション内に設置した無人決済店舗システムについてわかりやすく簡潔に紹介しています。
東芝テック株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:錦織弘信)と株式会社TOUCH TO GO(本社:東京都港区、代表取締役社長:阿久津智紀)は、地域住民に便利な無人決済店舗システム「TTG-SENSE MICRO(ティーティージー センス マイクロ)」の展開で協力しています。このシステムは、食品スーパーマーケットの運営を行う株式会社デリシアグループ(本社:長野県松本市、代表取締役:萩原清)の運営のもと、エネオス蓼科サービスステーション(以下「エネオス蓼科SS」)敷地内に8月4日より導入されました。
この取り組みは、流通小売業界における人手不足や新規店舗出店の難しさなどに対応するソリューションとして注目されています。特にスーパーマーケットが不足している地域では、地域住民の利便性を向上させるための「マイクロマーケット(小規模商圏)」の重要性が高まっています。
デリシアグループの運営のもと、エネオス蓼科SS内に設置された「TTG-SENSE MICRO」は、軽食、菓子、飲料などの即食商品から冷凍食品、アイスまで約200アイテムを取り扱っています。地域住民にとって必要な商品を手軽に入手できる「マイクロマーケット」の活性化が図られています。また、観光客の利用も見込んでおり、地域インフラとしての役割も果たしています。
「TTG-SENSE MICRO」の特長としては、商品スキャン不要かつ完全非対面の決済が可能である点が挙げられます。カメラによる人物捕捉と重量センサーによるリアルタイムな商品取得データの組み合わせにより、店舗オペレーションの効率化と利便性向上が実現されています。また、「置ける無人決済店舗」として、設置に際して工事不要で電源だけで済む簡易なシステムも採用されており、コスト削減にも寄与しています。
さらに、利用者は専用のスマホアプリをダウンロードする必要はなく、現金・交通系ICカード・クレジットカード・バーコード決済など、様々な決済方法を利用できます。また、月額の店舗利用料にはコールセンターや遠隔モニタリングサービスが含まれており、来店者に対しても安心して利用できるようサポートされています。
東芝テックとTOUCH TO GOは、今後も流通小売業の人手不足解消や省人化オペレーション、DXの提案に取り組みつつ、社会課題の解決に向けて先進的な取り組みをスピーディかつ積極的に推進していくとのことです。
【店舗概要】
- 店舗名:デリシア蓼科SS店
- 営業開始:2023年8月4日(金)10:00(通常営業7:00-19:00)
- 所在地:長野県茅野市北山4035-205 アルピコリゾート&ライフ エネオス蓼科SS内
- 商品数:約200アイテム
- 決済方法:キャッシュレス決済(クレジットカード決済、交通系ICカード決済、バーコード決済)
(参考)東芝テック:東芝テックとTOUCH TO GO、地域インフラとして活用可能な無人決済店舗を導入

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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