【SUBARU×キャディ】製造業のDXを支援!図面データ活用クラウド『CADDi DRAWER』を導入
【SUBARU×キャディ】製造業のDXを支援!図面データ活用クラウド『CADDi DRAWER』を導入

この記事では、株式会社SUBARUが導入した、キャディ株式会社の図面データ活用クラウド『CADDi DRAWER(キャディドロワー)』について紹介しています。
キャディ株式会社が提供する図面データ活用クラウド『CADDi DRAWER(キャディドロワー)』が、自動車メーカーの株式会社SUBARUに導入されたと発表されました。
■課題と導入の背景
自動車業界は100年に一度の大変革期で、非連続な変化が起こり続ける中、これまで培ってきた過去の知識や経験を効果的に活用することが不可欠となっています。SUBARUも、変化にスピード感を持って順応する必要があり、大きな知的財産の一つである過去の図面データを、今以上に有効活用する事が課題としてあります。しかし現有の図面データ検索システムでは、実務者の限定された知識により、網羅的で抜け漏れの無い検索は難しく、非常に多くの時間がかかります。
SUBARUでは、このような課題を解決するため、『CADDi DRAWER』の導入に至りました。
『CADDi DRAWER』は、数十万にのぼる全ての図面を登録するだけで、調べたい図面や欲しい情報を簡単に、瞬時に抽出し、AIを活用した「キーワード検索」や「類似図面検索」で、構想や企画、検討を行う際に容易に調べることが可能です。
SUBARUは、『CADDi DRAWER』を活用することで、多大なる検索工数の大幅削減を目指し、実務者の発想の拡大を促進します。今後の変化にも順応しながら、スピード感を持った将来の価値づくりを実行します。

▼SUBARU執行役員 コストイノベーション推進部長 兼 経営企画本部副本部長 河合功介様のコメント▼
「成功や失敗の経験から学べることは多いですが、この経験が個々人に留まっており、組織としての活かせる知恵や財産にできていないことが多いと感じます。図面には、製品を作るという目的にとどまらず、過去の経験や知識の情報が詰まっています。CADDi DRAWERを使い、この情報を組織として活用し、財産化することで、造りやすく、品質も良く、競争力の高い製品を生み出していきたいと考えています。」
と述べています。
■『CADDi DRAWER(キャディドロワー)』について
『CADDi DRAWER』は、祖業である部品調達プラットフォーム『CADDi MANUFACTURING』で培った高度な図面解析技術を活かして開発されました。蓄積された図面データの検索・利活用を可能にし、調達原価低減・業務生産性の向上などを実現するサービスです。図面に記載されている寸法、記号、テキストなどの情報を自動で読み取り、構造化されたデータとして蓄積、図面データを独自のアルゴリズムで解析し、二次元の図面に描かれている形状の特徴をもとに、三次元での類似性の高低を判定し必要な図面を探しだす『類似図面検索』機能を搭載しています。
(参考)CADDi DRAWER
■キャディ株式会社について
「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに、製造業の要である調達領域のイノベーションに挑んでいます。部品調達プラットフォーム『CADDi MANUFACTURING』では、メーカーの図面を独自のテクノロジーを駆使して解析し、品質・納期・価格が適合する加工会社を世界中から選定。製造・検査・納品を一貫して担い、サプライチェーン変革のパートナーとして支援しています。
図面データ活用クラウド『CADDi DRAWER』は、2022年6月に提供を開始しており、図面を独自のアルゴリズムで解析し、形状・材質・部品名などから、必要な図面を瞬時に検索、図面データの活用を軸に、DXの実現を支援します。現在は、日本をはじめ、ベトナム・タイ・アメリカに進出、世界9拠点で事業を展開しています。2023年7月にシリーズC資金調達を発表し、累計調達額は217.3億円にのぼります。
(参考)CADDi
(参考)自動車メーカーのSUBARU、図面データ活用クラウド『CADDi DRAWER』を導入 | キャディ株式会社のプレスリリース

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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