【ELEMENTS】商品画像を低コスト・短時間でリメイク！EC向け画像生成AIツール「SugeKae」をTSIが運用開始
【ELEMENTS】商品画像を低コスト・短時間でリメイク！EC向け画像生成AIツール「SugeKae」をTSIが運用開始
この記事では、株式会社TSIホールディングスが導入した、株式会社ELEMENTSのEC向け画像生成AIツール「SugeKae」について紹介しています。
株式会社TSIホールディングス（以下「TSI」）は、株式会社ELEMENTSのファッションEC企業向け画像生成AIツール「SugeKae（スゲカエ）」を導入し、ECサイトにて運用を開始しています。
ECサイトにおける商品画像作成は、お客様が購入を検討するため商品の特徴や詳細を伝える最も重要視する業務です。一方、販売を開始してからの消化率が目標より下回る商品を再度撮影するのは時間がかかり、機会損失に繋がっています。
そこで「SugeKae」を活用することで、画像編集技術を持たない人でも、元データと参照画像をアップロードするだけで、背景やコーディネート、商品のカラーをすげ替えることができ、販売を開始する時点から売れ行きや季節の変化に対して商品画像を低コスト・短時間でリメイクが可能です。
手間なく訴求することで、これまで撮影工数の問題で販促が難しかった商品でも、在庫処分のための値引き販売を防止することにも繋がります。
「SugeKae」を導入したTSIは、EC商品画像の画像編集などの業務プロセスに生成AIを組み入れ、背景やコーディネートの種類を増やすことで、販売機会の拡大を目指しています。さらに、SNSなどの広告配信用の画像生成にも「SugeKae」を活用しており、各媒体の雰囲気や読者層の年齢に合った画像を生成しています。画像の変更も柔軟にできることで、広告運用と効果検証の効率化に繋がっています。今後は、ナノ・ユニバースなどの店舗画像学習による背景一括生成や、撮影画像の動画化による広告強化など、「SugeKae」を活用した取り組みを拡大していく予定です。
＜株式会社TSI プラットフォーム本部デジタルプラットフォーム部長 岸 武洋氏のコメント＞
「SugeKae」を使って、これまであまり工数をかけられなかった商品画像のリメイクにも注力したいと考えています。背景やコーディネートを変えた色々なパターンの画像を用意することで、お客様がより購入検討しやすい環境を整備していきます。再撮影をする必要がないため、販管費の削減にも一定効果を見込めると同時に、スピード感もって施策のPDCAを行えるのではないかと期待しています。ABテストを効率的に行い、広告配信等、活用の幅を広げていきたいと思います。
■ファッションEC企業向け画像生成AIツール「SugeKae（スゲカエ）」について
「SugeKae」は、複雑なプロンプト（指示）を入力する必要がなく、画像編集技術を持っていなくても、元データと参照画像をアップロードするだけで、背景やコーディネート、商品のカラーをすげ替えることができるツールで、誰でも簡単に想像した画像を作成できます。
（参考）「SugeKae」Webサイト
「SugeKae」によるアイテム変更のイメージ
■主な機能
＜背景を変える＞
商品画像の背景を指定画像や自然な単色の背景にすげ替え！
不自然な影の浮きなどなく、季節やコーディネートに合わせた自然な背景を生成します。
＜背景を白抜き＞
ECサイトに最適な白抜きの背景にすげ替え！
商品がはっきり見える白背景を瞬時に生成します。
＜アイテムを変える＞
コーディネート画像の一部アイテムを別のアイテムにすげ替え！
在庫が多く残った商品でも、次のシーズンに合わせたコーディネートに組み直した画像を生成することで季節をまたいだ展開を可能にします。
＜カラーを変える＞
商品画像のアイテムを指定したカラーにすげ替え！
1枚の画像をもとにSKU（最小管理単体）に応じたカラーバリエーション画像を生成、参照画像からカラーを抽出し、繊細なニュアンスカラー展開にも対応可能です。色ごとに撮影する手間が削減できます。
生成した画像はいつでも一覧で確認・ダウンロードができ、チーム内で画像を共有することも可能です。
■株式会社TSIホールディングスについて
時代の流れを先取りする、ファッションエンターテインメント創造企業を目指し、2022年4月に「ファッションエンターテインメントの力で、世界の共感と社会的価値を生み出す。」というパーパスを掲げています。TSIホールディングスは、2011年に株式会社東京スタイルと株式会社サンエー・インターナショナルが経営統合して発足しました。
（参考）TSI HOLDINGS
■株式会社 ELEMENTS について
個人認証、個人情報管理、個人最適化の 3 つのソリューションを展開する会社で、ビジョンは「Know You ! Fit You ! 〜自分だけの要素を知ることで、より自分らしい生き方を選択できる世界に〜」を掲げています。金融犯罪や大量生産・大量廃棄などがもたらす社会課題の解決を目指し、現在の主力サービスであるオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」は、金融や通信など幅広い業界で 200 社以上に導入されています。
（参考）ELEMENTS
（参考）TSIがEC向け画像生成AIツール「SugeKae」を導入 | 株式会社ELEMENTSのプレスリリース
IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。 DXHUB株式会社 https://dxhub.co.jp/ 京都本社 〒600-8815 京都府京都市下京区中堂寺粟田町93番地KRP6号館2F 東京オフィス 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-25-5 BIZ SMART代々木 307号室
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