【スペースシフト】SAR画像をAIで解析!新規に建造された建物を検知するサービスを開始
【スペースシフト】SAR画像をAIで解析!新規に建造された建物を検知するサービスを開始

この記事では、株式会社スペースシフトが公開した、 SAR画像をAIで解析し新規に建造された建物を検知するサービスについて紹介しています。
株式会社スペースシフトが、アマゾンウェブサービス( 以下、AWS )が展開する「 AWS Marketplace 」にて、SAR ( Synthetic Aperture Radar ) 衛星画像から新規に建造された建物を検知するサービスを発表されました。
■サービス概要
公開したサービス “Sentinel-1 New Building Detection API” は、都市開発のモニタリングや建設進捗の追跡、人口動態研究など、さまざまな分野で活用されることが期待できます。入力した時期の異なる Sentinel-1 衛星の SAR 画像を AI で解析し、新規に建造された建物を検出するものです。
また、サービスで利用する Sentinel-1 のような SAR 衛星データは、 Open Data on AWS として公開されており、今回公開したサービスと Open Data on AWS を用いれば、ワールドワイドの顧客は AWS 上の一貫した環境で、容易に SAR 画像の解析結果を入手することが可能です。利用には AWS でのアカウントと認証・トラッキングに使用される ID の作成が必要です。
なお、AWS Marketplace 上においてSAR画像を解析するサービスの公開は今回が世界初*であり、スペースシフトは今後もユーザーのニーズに合わせ、独自に開発した幅広いSAR画像解析サービスの公開を進めます。
*スペースシフト調べ
(参考)製品URL|AWS Marketplace: New Building Detection API Sentinel-1

■AWS Marketplace について
AWS Marketplace は厳選されたデジタルカタログで、お客様がソリューションを構築してビジネスを営むために必要なサードパーティーのソフトウェア、データ、サービスを検索、購入、配置、管理し、ソリューションの構築やビジネス運営に活用できます。
(参考)AWS公式サイト|AWS(参考)AWS Marketpace|AWS Marketplace|概要
■スペースシフトについて
スペースシフトは2009年12 月設立し、「Sense the Unseen from Orbit(地球上のあらゆる変化を認識可能に)」をテーマに、地球観測衛星から得られたデータにAIを用いて解析することで、人間を超える認識能力で多くの情報を引き出すためのソフトウェア開発を行っています。インフラ管理、防災・減災、農業モニタリング、環境保全など、様々な分野に衛星データを活用することで、持続可能な社会の実現に貢献します。さらに、衛星画像の広範な活用が社会全体に拡がることで多くの人々に恩恵をもたらし、よりユーザーのニーズに合致した衛星データ解析システムの開発と提供を推進します。
(参考)スペースシフト
(参考)スペースシフト、衛星経由画像をAIで解析するサービスを公開

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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