【シーエスコミュニケーション】バーコードなしで正確に認識!AIレジ「Truly(トゥルーリー)」「AI・人工知能EXPO」で初公開へ
【シーエスコミュニケーション】バーコードなしで正確に認識!AIレジ「Truly(トゥルーリー)」「AI・人工知能EXPO」で初公開へ

この記事では、株式会社シーエスコミュニケーションが発表した、バーコードのない製品を瞬時に認識するAIレジ「Truly(トゥルーリー)」について紹介しています。
株式会社シーエスコミュニケーションは、10月25日〜27日に幕張メッセで開催される「AI・人工知能EXPO」でバーコードのない製品を、正確かつ瞬時に認識するAIレジ「Truly(トゥルーリー)」を正式に公開することを発表されました。
日本社会は深刻な人手不足問題に直面しており、その影響を受けやすい店舗や工場などの現場では、省人化・無人化が課題となっています。販売処理においては、バーコードやRFIDによる「無人レジ化」が試みられてきましたが、機能やコストの問題で導入が広がっていない状況です。
AIレジ「Truly(トゥルーリー)」は、既に設置された一般的なカメラを「AI実装」するエッジネットワーク技術を採用し、低コスト・高速度・強セキュリティ を兼ね備えた「無人レジ化」を実現します。導入が進めば、多くの店舗や工場現場の無人化が促進され、人手不足問題の解消につながります。
展示会では「Truly」を操作し、その速さや高い精度を体験できる他、「無人在庫管理」「人流解析」など、エッジネットワークの活用事例も体感することが可能です。
■0.2秒でモノを認識!AIレジ「Truly(トゥルーリー)」初公開について
「Truly」はバーコードなしの製品を、人の確認を介さず、たった0.2秒(※)で正確に認識するものです。利用者や端末と近い場所にAI処理装置を配置し、ネットワークの端点(エッジ)でデータ処理を行うエッジコンピューティング技術と、POS(Point of sale、販売時点情報管理)システムを組み合わせることで、「バーコードなし」「低コスト」「高速度」「強セキュリティ」のすべてを兼ね備えた、唯一無二のサービスです。
また、このサービスは、2022年12月に「エッジIRリーダー」という仮称で発表、2023年5月にベータ版が完成し、今回ようやく2023年10月25日〜27日に幕張メッセで開催される「AI・人工知能EXPO」で公開することになりました。当日は、シーエスコミュニケーションのブースにて、実際に「Truly」を手にとって、その速さや高い精度を体験することが可能です。
(※)かかる時間については環境により変動する場合があります。
■現場に残された「無人レジ化」の課題を解決
現代の日本社会では、少子化により労働力人口が加速的に縮小し社会問題となっています。特に、物品を販売する店舗や、飲食などのサービス業は人手不足の影響を受けやすく、省人化・無人化の技術導入が課題となるなか、普及しているバーコードは専用リーダーでの読み込みが分かりにくく、サポートをするスタッフが常にレジの横に配置されるなど、無人化が進んでいません。また、代わって登場したRFIDシステム(Radio Frequency IDentification System 、媒体に電波・電磁波を用いたIDシステム)は、導入コストが高額で、特殊タグ付けに手間と人件費がかかるなど、導入までのハードルが非常に高い状況です。そこで「Truly」を導入することで、「低コスト」「高速度」「強セキュリティ」のすべてをかなえられ、既存の多くの課題を解消することができ、現場のレジの無人化を推し進めることが可能になります。
■ 「Truly」の技術と特長
「Truly」に使われている「エッジネットワーク」技術とは、データ処理をローカルネットワーク上で行い、必要なデータのみをクラウドに送信する技術です。
カメラやタブレットなどのデバイスに対して、「どのようなデータを、どのように判断するか」指示を出し、デバイス上でデータ処理を行い「必要なデータ」のみをクラウドに送信します。これにより、データ送信や処理の負担が大幅に軽くなるうえ、デバイスへの指示を柔軟に変更(設置後も機能の変更が可能)できることから、高速処理、フレキシブルという特長を持っています。まさに「低コスト」「高速度」「強セキュリティ」「フレキシブル」のすべてが揃うAIレジです。
また、速度についての改善も大きく、これまでの動画認識技術では、読み込みに5〜6秒かかっていましたが、「Truly」ではわずか0.2秒(※)で認識できるようになり、短時間で色・形状・大きさ・質感などあらゆる因子でモノを分析し、高い精度で認識することが実証されています。
(※)かかる時間については環境により変動する場合があります。

これまでの検証では、ラーメンの画像認識をさせた場合、醤油ラーメンか塩ラーメンか、また、ひき肉の画像認識をさせた場合は牛・豚・鶏のうち何のひき肉かまで識別ができました。それに加えて、物体の識別だけではなく、傷や汚れの判別をAIに学習させることで、工場生産される医療品や工具などの破損や汚れの判断にも活用できるため、「無人検品」「無人在庫管理」など一次産業から三次産業まであらゆる現場での活躍が期待されます。
また、これまで「無人レジ」の導入には数百万円という高額な初期費用と、年間数十万円以上の運用コストが必要でしたが、「Truly」では高額な新しいAIカメラを購入することなく、一般的な市販のカメラに指示=「AI実装」し、初期費用も低額で、運用コストもシステム利用料だけのためコストを大幅に減少させることが可能です。

■ すべての人にAIの「真(True)」の価値を届ける「Truly」
多くの企業は、人手不足の解消や業務効率化のためにAI導入を検討してきたものの、高額な初期投資や運用のコスト、システムを上手く扱える人材不足、ITリテラシーの問題などから「やりたくてもできない」環境にあり、AIの「真」の価値を享受できないまま取り残されています。
一部の企業だけにAI導入が進むことは、社会的に「真(True)」のAI化が進んでいるとは言えず、すべての企業や人がAIの「真」の価値の恩恵に預かれる状態が「真」の意味でのAI化と言えます。
「Truly」は、この「真」の意味でのAI化を推進したいという思いを込めて命名されました。その名の通り、AIの導入やDXの壁となってきた「導入・運用コスト」「速度」「セキュリティ」「支持内容の柔軟性」の課題をすべて解決するシステムであり、あらゆる現場のAIによる省人化・無人化、DXを推し進めます。
シーエスコミュニケーションは、すべての人がAIの恩恵に預かれる社会を目指し、「Truly」を通じて、「真」の意味でのAI化が大きく進められるよう事業展開されています。
■第4回 AI・人工知能EXPO 【秋】の出展について
RX Japan株式会社が主催する日本最大のAI技術の専門展示会、NexTech Week2023【秋】の第4回 AI・人工知能 EXPO【秋】 シーエスコミュニケーションのブースにて、「Truly」を初公開します。
ブースでは「Truly」を実際に手にとって体験したり、製品の詳しい概要を紹介するコーナーをもうけています。その他にも「エッジネットワーク」を活用した各種サービスや、今後の幅広い可能性についても展示していますので、ぜひご来場いただき、「エッジネットワーク」が実現する未来をご体感ください。
(参考)ネクステックウィーク来場のご案内|NexTech Week 2023【秋】
<出展概要>
展示会名:Nex Tech Week 2023秋 内 『第4回 AI・人工知能 EXPO【秋】』
開催日時:2023年10月25日(水)~27日(金)10:00~18:00 ※最終日のみ17:00終了
開催場所:幕張メッセ(1~3ホール)
主 催:RX Japan 株式会社
小間番号:11-52
入 退 場:無料 ※事前登録すると入場がスムーズです
▼展示会ブースへの無料申し込みページ▼
https://www.nextech-week.jp/autumn/ja-jp/register.html?code=0871170419668519-I3J
(参考)バーコードなしで「無人レジ」を実現。AIレジ「Truly(トゥルーリー)」初公開

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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