【セキュア】AI画像解析を活用した新セキュリティシステム「GUARD-FORCE Standard」を発売開始
【セキュア】AI画像解析を活用した新セキュリティシステム「GUARD-FORCE Standard」を発売開始

この記事では、株式会社セキュアが販売を開始した、AI画像解析を活用した新セキュリティシステム「GUARD-FORCE Standard」について紹介しています。
株式会社セキュアは、AI画像解析技術を活用した新しいセキュリティシステム「GUARD-FORCE Standard(ガードフォース スタンダード)」を開発し、2024年7月23日より販売を開始しています。このシステムは、AI画像解析やセンサデータを即時に音声、テキスト、映像で通知することで、日常的な警備業務のデジタル化を支援します。
■背景と開発の経緯
ビルや商業施設に設置されている監視カメラの多くは、犯罪やトラブルの際にのみ活用されていますが、日常的な業務や安全管理にも利用できる可能性があります。こうした潜在的な価値を最大限に引き出し、業務効率や安全管理の向上、省人化を目指して「GUARD-FORCE Standard」が開発されました。
■「GUARD-FORCE Standard」の特徴
AI画像解析やセキュリティセンサ、設備機器などの入力データをもとに、異常や危険を即時に通知するシステムです。検知結果は、イヤホンで音声通知、スマートフォンやタブレットでテキストや映像として受信することが可能で、迅速な情報共有を実現します。これにより、常駐警備のデジタル化だけでなく、店舗や工場での安全管理やマーケティングにも活用できます。
このシステムは、株式会社サイエンスアーツが提供するライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」とも連携し、より効果的なリアルタイムのコミュニケーションを可能にします。

■「Buddycom」とは
デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォームとして、インターネット通信網(4G、5G、Wi-Fi)を利用して、スマートフォンやタブレットにアプリをインストールすることで、トランシーバーや無線機のように複数人と同時コミュニケーションを可能にするサービスです。音声、テキストチャット、動画、位置情報(IoT)に加え、AIを利用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションが可能です。
(参考)【公式】Buddycom(バディコム)− デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム
<活用例>
1. 商業施設やビルの警備
警備員が「Buddycom」を使用することで、異常が検知された際に全員に即時通知されます。画像や映像も共有されるため、現場対応が迅速に行えます。
2.建設現場での安全管理
ヘルメットや安全ベストを着用していない作業員を検知し、現場責任者に即時通知することで、事故や怪我を防止します。
3.小売店舗でのマーケティング
店内のカメラ映像をAIが解析し、商品の関心度や混雑状況を検知します。特定の方向にいる顧客に対して個別のメッセージを送信することも可能です。
<参考>
セキュア、AIによる検知・通知プラットフォーム「SECURE AI BOX」を販売開始
セキュアとサイエンスアーツ、顔認証システム結果をBuddycomで通知する リアルタイム検知・共有システムを共同開発
■今後の展望
今後もAI顔認証機能を搭載したアップデート版の開発を予定しており、ホテルや店舗、病院などでのサービス向上やトラブル防止が期待されます。「AI×セキュリティで新しい価値を創る」というビジョンのもと、より安心・安全な社会の実現に向けたソリューションを提供していきます。
(参考)セキュア
(参考)AI画像解析結果を音声・テキスト・映像で即時通知する 「 GUARD-FORCE Standard 」販売開始 | 株式会社セキュアのプレスリリース

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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